スマホ脳
著者 アンデシュ ハンセン
自問自答
スマホを介してネットで様々なものが簡単に手に入る。
Ubereatsで今日の夕飯
ちょっとした情報
Twitterでトレンドに上がっていた事の情報
見ず知らずの人たちの日常の写真、やり取り
好きな音楽やアーティスト達に直接金を払う事もなく聴き放題
待ってくれ。
朝から晩までこの調子で本当に俺はいいの?
簡単に手に入れて、浅く広く、ひいては他人の愛だの恋だのまでたまに見せられ、俺もたまに見せつけて。
それっておかしくね?
インターネットの手軽さ、気軽さ、効率のよさ、SNSの心地よさ
簡単に手に入るからね。
でもそういうのって賞味期限も早いし、消耗し合うだけだったりするからすぐに忘却の彼方に追いやられる。
中々手に入れられず、汗かいて、涙流して、ようやく手に入れたものとは違う。
特にSNS
赤の他人のハイブランドやら高級車やらパーティーの写真や動画が、物に溢れすぎた資本主義の象徴のようなゴミの山にすら見えてくる。
話がとりとめもない方向へ進んだけどさ。
要するに俺が言いたいのは、
俺が欲しい、知りたい、触れたい、のは、
本物であり、本質であり、
消耗し合うものではなく、
俺の血となり肉となるものだ
という事。
俺は消耗したくもないし、されたくもない。
そんな事を真顔で嫁に話したら、
私もだ!
王さまシリーズ読んで!
と言われ、気が抜けて抱きしめた。
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