楽曲分析 : #スローなブギにしてくれ (I want you) 歌手南佳孝作詞 #松本隆/作曲 #南佳孝

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2023年8月22日 02:01

子供だった私に、"これこそが男のための音楽だ!!聴いてくれ!!"とカーステレオのPlayボタンを押し、「Yoshitaka」を教えてくれたのは、NOBORUでした。この記事をもう何10年も逢っていないNOBORUに捧げます。

7"シングルレコード
全作曲: 南佳孝、全編曲: 後藤次利。
# タイトル作詞時間
A. 「スローなブギにしてくれ (I want you)」松本隆 3:12
B. 「ラプソディ」来生えつこ 4:02
合計時間 : 7:14

CBS/Sony – 07SH 914

楽曲分析 : #スローなブギにしてくれ (I want you)

「スローなブギにしてくれ (I want you)」は、1981年にリリースされた南佳孝の10作目のシングルです。この楽曲は、片岡義男が原作を手掛けた東映と角川春樹事務所の同名映画の主題歌で、南佳孝自身がサウンドトラックを担当しました。オリコンで6位を記録し、28万5千枚の売り上げを達成した大ヒット曲です。角川春樹が映画製作を始めた当時、彼の愛人であった安井かずみが南佳孝のファンであり、彼女が所有するアルバムを聴いたことがきっかけで南佳孝が主題歌を担当することになりました。また、この曲は南佳孝の6作目のアルバム「SILK SCREEN」やブルボンの食玩CDなどにも収録されています。

Lyrics分析 : #スローなブギにしてくれ (I want you)

GPT-4 version

「スローなブギにしてくれ(I want you)」は、松本隆の作詞と南佳孝の作曲による楽曲です。歌詞を詳しく分析すると、この歌は深い孤独感や人間の欲望、愛という感情について語っていると言えます。

歌詞は「Want you 俺の肩を抱きしめてくれ」「おまえが欲しい」というフレーズを繰り返すことで、登場人物の深い欲望と孤独を描写しています。これらのフレーズは、彼が他人の温もりや接触を求めていることを示している可能性があります。

また、「人生はゲーム誰も自分を愛しているだけの悲しいゲームさ」や「人生はゲーム互いの傷を慰め合えれば答えはいらない」というフレーズは、人生や人間関係の複雑さと虚しさを表現しています。登場人物は、人生を「悲しいゲーム」として見ており、それぞれが自分自身を愛するだけの孤独な存在であると感じているようです。

しかし、「互いの傷を慰め合えれば答えはいらない」というフレーズからは、答えや解決策を求めるよりも、共感や理解を求めていることが伝わってきます。この歌詞は、人間が求める深いつながりや共感の欲求を描いていると言えるでしょう。

以上のように、この歌は深い孤独感と人間の欲望、そして人間関係の複雑さと虚しさを描いています。しかし同時に、それらを超えて人間が求める深いつながりや共感の欲求も語っています。

Asistant version

「スローなブギにしてくれ (I want you)」は、南佳孝の楽曲で、松本隆が作詞を担当しています。以下に、その詳細な分析と「何がいいたいのか？」というメッセージを解りやすく丁寧に説明します。

この歌のメッセージは、愛と人間関係に焦点を当てており、男性の内面の葛藤と願望を描いています。

最初のフレーズ「Want you 俺の肩を抱きしめてくれ」は、誰かに寄り添ってほしいという願望を表現しています。男性は自分の肩を抱いてくれる相手を求めており、生き急いだ過去の夢や経験に対して慈しみを感じてもらいたいと思っています。

次に、「Want you 焦らずに知り合いたいねマッチひとつ摺って顔を見せてくれ」というフレーズでは、急がずにゆっくりとお互いを知りたいという気持ちが表現されています。マッチを摺ることで、相手の顔を見ることをイメージしています。

「人生はゲーム誰も自分を愛しているだけの悲しいゲームさ」という部分では、人生がゲームのようであり、人々が自己愛に囚われていることを表現しています。このゲームは悲しいものであり、愛されることだけが目的ではないと言っています。

「Want you 弱いとこを見せちまったね強いジンのせいさおまえが欲しい」というフレーズでは、男性が自分の弱さを相手に見せてしまったことを認め、相手を求めていることを表現しています。強いジンという表現は、男性自身を指しており、彼が相手を必要としている理由を示しています。

「人生はゲーム互いの傷を慰め合えれば答えはいらない」という部分では、人生がゲームであり、お互いに傷つきながらも慰め合えることが大切であり、答えを求める必要はないと言っています。このフレーズは、相手とのつながりや支え合いの重要性を強調しています。

最後のフレーズ「Want you 俺の肩を抱きしめてくれ理由なんかないさおまえが欲しいおまえが欲しい」は、再び男性が相手に寄り添ってほしいという願望を繰り返しています。彼にとっての理由や根拠はなく、ただ相手が欲しいという感情を表現しています。

この歌のメッセージは、愛と絆の重要性を探求しており、他者とのつながりを求める人間の葛藤や願望を描いています。男性が自分の弱さや過去の経験にもかかわらず、相手に寄り添い、支え合うことの大切さを伝えています。

感想

感想 : 文句なく名曲だと思っています。Beatlesの「オー・ダーリング」にinspireされようがされまいが、そんなことど～でも良くなる程の名曲だと思っています。アシスタント分析の「Want you 弱いとこを見せちまったね強いジンのせいさおまえが欲しい」の強いジンが男性自身であるという指摘はなるほどでした。「男って云うのはね、強がっているだけで弱いものなんだよ。でね、お前が側にいて欲しい。で、お前が欲しい。」と解釈しましたが、～何てストレートなんでしょう。流石は"はっぴいえんど"。で、「Want you 焦らずに知り合いたいねマッチひとつ摺って顔を見せてくれ」などにいたってはオイオイです。これほど片岡義男の世界を見事にMelodyとLyricsにするとは大したものです。～というか「SEVENTH AVENUE SOUTH」の「Cool」など聴くと、もうこの世界完成しましたよね。となります。…特筆すべきは、「スローなブギにしてくれ」の映画版と小説はチト違うというコトと、「Meow?」で始まる映画版はDVDでもかなり画像が粗いのでBlu-rayでご覧になるコトをお薦めさせて頂きます。で、この時、浅野温子さん20才なんですよね。…EPもDVDもBlu-rayもジャケツトがね。…非常に良い。また、「スローなブギにしてくれ」につきましては、ぜひとも紙の本でお読みになってください。部屋に置いているだけで異様に絵になります。