見出し画像

「厳しいリーダー」に不可欠なもの

タイガースが最後に優勝したのは2005年。その時の監督が岡田さんです。

彼は2001年オフに星野仙一政権が誕生した際、二軍監督を務めていました(2003年から一軍の内野守備走塁コーチ)。実は同氏から「いいチームにしてお前に渡すから」と告げられていて、シーズン中も怒鳴られることは一度もなかったと著書「頑固力」に記しています。

KADOKAWAさん、出版社本来のビジネスチャンスですよ。ぜひ重版を!!

話を戻します。頭のいい岡田さんのことだから、己に託された役割は理解しているでしょう。星野さんがそうだったように、優勝プラス「次の監督育成」も期待されているはず。となるとコーチ人事が気になるところ。

↑の記事に出ている鳥谷さんと藤川さんは、まさに岡田さんが見出し、使い続けて花開いた選手です。いわば大本命。ただ鳥谷さんにはそういう欲が見えません。藤川さんはあるかもしれない。すでに二軍監督や一軍ヘッドコーチを経験している今岡さんも入閣の可能性は高そう。

あと岡田さんといえば「守り勝つ野球」。6回までリードを保ち、最強のリリーフ陣「JFK(ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之)」で逃げ切る。この成功体験が強烈に残っているはずなので、あるいはブルペンの負担がかなり増すかもしれない。監督を止められる投手コーチが必須です。

パッと思いつくのは吉井理人さん。喧嘩しちゃうかな? ならば誰に対しても言うべきことは言う姿勢をYou Tubeで貫く藤川さんでしょうか。我の強い岡田さんも愛弟子の直言には耳を傾ける気がしますし。

書店でも感じますが、リーダーが温和なら周りのスタッフは引き締める人が望ましい。逆もまたしかり。岡田さんは明らかに「厳しい系」なので、選手との間に入って調整できる(もしくは監督に意見を言える)コーチが不可欠。でもなぜかイエスマンで側近を固める人が多いんですよね。。。

まだシーズン中ですが来季こそ優勝を!!

この記事が参加している募集

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!