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「リアル・ビバリーヒルズ」の教訓

IWGP世界ヘビー級王者・SANADA選手に「超人気俳優の息子」が挑戦。

そんな風に書かれてしまうのはちょっと切ない。ジャングル・ボーイはいまのAEWにおけるトップレスラーのひとり。実力で掴んだビッグチャンスです。

と言いつつ、このニュースを見て「ビバリーヒルズ青春白書」のOPを検索したのも事実。ジャングル・ボーイのお父さんはディラン役のルーク・ペリーなのです。

大学生の頃、インカレの国際交流サークルに所属していました。

世界中の法学部生を繋ぐネットワークを構築し、様々な交流イベントを通じて異文化への理解を深めようと奮闘していました。アジア各国では「法学部生=エリート候補」という意味合いが日本よりも強く、彼ら彼女らの考え方に触れるだけで心身が引き締まりました。陽気なシンガポール人から徴兵制の話を聞いたり、ソウル大学の学生と歴史認識に関する議論をしたり。

一方で、まあ多感な時期だからいろいろあるわけです。いわゆる「サークル内恋愛」が激しく、あっちこっちで付き合ったり別れたり。それが原因で役職を投げ出すメンバーやサークルを離れる人がかなりいました。三角関係から友情が壊れるケースも珍しくなかったです。

幸か不幸かモテないので、同じ属性の連中と「ウチってリアル・ビバリーヒルズだよなあ」なんて酒の席で話していました。たとえばA君とBさん、C君とDさんが付き合っていたとします。すると数か月後にはA君とDさん、BさんとC君がカップルになっているのです。

得られた教訓は「人前で大々的にアピールしない方が続く」ということ。飲み会やパーティーで「彼女を必ず幸せにします!」みたいな宣言をすると大抵別れる。そんな事例ばかりでした。

プロレスとは関係ない話になってしまいましたが、SANADA選手との一戦を楽しみにしています。日本にも来てほしいです。

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