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「東京五輪」に対する私的な思い

まず「選手村でコンドームを配布する」という慣習が理解不能です。

これ今回だけじゃないですから。五輪のたびにやっていることですから。私がオリンピックのTV中継を全く見なくなった理由のひとつです。

表向きは「HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染予防の啓発活動を目的に置くもので、村内で使うためのものではない。母国に持ち帰り啓発をしていただくためのもの」という趣旨。誰も信じないですよね。むしろ逆効果。日本でも世界でもオリンピアンの不倫や性犯罪のニュースをたびたび目にします。こういう文化がその傾向に拍車をかけているのでは?

もちろんそんなものに目を向けないストイックな選手もいるでしょう。普段支えてくれているパートナーを大事にする人も少なくないはず。でも毎度選手村の中で何が起きているのかを考えると正直げんなりします。ましてや今回はこういう状況。選手たちの側にも開催国やスタッフへの配慮が普段以上にあってしかるべきでは? 

前向きに考えると、ようやく世間一般にこういうオリンピックの裏の実態が広く知れ渡るようになったのかなと。IOCの利権も含めて(ほんの3年前の日本では「東京オリンピックに賛成」が8割以上でした)。決定の瞬間から一貫して反対してきた身としては「やっとみんなわかってくれたなあ」という気持ちも少し。

まあ中止はしないでしょう。やってもやらなくても赤字決定ですけど、やった方がまだ傷が浅いのでしょう。アスリートの素晴らしいパフォーマンスに感動して明日への希望をもらうことだってあるでしょう。国や国民が元気になるのはいいことです。

ただ前にも書きましたが「選手&関係者へのワクチン接種」を義務づけることには反対です。コロナのワクチンはいままでのものとは違うから。ワクチンを参加の条件にするなら中止でいい、というのが私の考え(国内での接種後の死者は85人にまで増えています)。そこを強制しないのであれば開催自体に反対はしません。無視はしますけど。

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