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「○○○○の手帳」と「日経ビジネス」の共通点

↑はメディアパルさんのnoteです。

大した予定もない野暮天の書店員ゆえ、ずっと手帳を持たずに生きてきました。しかしこれは気になる。「飯田橋にある芳進堂ラムラ店さんにて販売中」とのこと。実物を見てみようかな。

手帳といえば、ほぼ連日に近い頻度で↓のお問い合わせを頂戴しています。

たとえば高橋書店やNOLTYのものなら、二段バーコードでISBNが付いているので本と同じように在庫の有無を調べられます。しかしダイゴーの手帳はバーコードが一段の文房具扱い。文具は直仕入れなので、パソコンで検索を掛けても取次を介して入る書籍みたいにはヒットしません(JANコード検索でヒットするお店もある)。

これも「書店あるある」ですが、直仕入れの雑誌や本、手帳のお問い合わせを受けた新人が「当店には置いていません」とお答えし、後でクレームになるケースがしばしば起こります。特殊な商品は、予め入荷&取扱いの有無に関する情報を共有しておくことが不可欠。

雑誌だと「日経ビジネス」が代表例でしょう。多くの書店で置いています。かつてはべつに「日経ビジネスアソシエ」も存在し、そちらは普通にヒットしたのでなおさらカオスでした。「こちらでよろしいですか?」「いやこれじゃなくて」みたいなやり取りを何度目にしたことか。

話を戻します。いま使っている手帳の来年度版をお探しの場合は、ぜひ最後のページに印刷されている商品番号を書店員へ伝えていただきたい。ダイゴーのものでも同じです。お店に入れていることを知っていて商品番号もわかれば、あとはアナログの世界。棚や棚下や仕入れ室のダンボールの中をひたすら目視するのみ。

探り当てた際のお客さんの嬉しそうな顔が励みになります。自力で見つけてもらえたらもちろんありがたい。でもムリだったらどうぞ遠慮なくお訊ねくださいませ。

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