見出し画像

「インボイス」と「マイナンバーカード」の共通項

素晴らしいです。紹介させてください。

インボイス制度の何が問題なのか? どこに欺瞞があるのか? それを明快に教えてくれます。

なんとなくインボイスとマイナンバーカードに制度上の共通項を見出しました。勉強不足ですが、自分なりにまとめてみます。

インボイス制度が始まって問題になるのは、課税事業者が基準期間の売り上げ1000万円以下の免税事業者と取引をするケースです。この場合、課税事業者は仕入税額控除ができなくなり、そのぶん消費税を多く納めないといけない。ゆえに免税事業者との契約を見直すケースが起こり得る。

免税事業者からするとインボイスの登録をし、課税事業者にならないと仕事を失うのではという恐怖感がある。ルール上は免税事業者にインボイス登録を強制はしていません。でも税金の負担増と煩雑な手続きに納得いかなくても、生きていくためにやらざるを得ない。そう考える事業者は少なくないはず。

マイナンバーカードも同じです。制度上は取得することを強制していない。保険証と一本化した後でも、取得しない人に保険証の情報が記載された「資格確認書」の無料発行をしてくれます。ただし有効期限は1年。毎年申請するのは煩わしい。

強制はしないけど事実上強制しているのとほぼ同じ。そのやり口が似ていると感じた次第です。

付け加えると、どちらも大義に欺瞞が見える。インボイスは「税負担の公平性担保」を導入理由にしていますが「消費税は預かり税ではない」と財務省が認めた時点で破綻しています(詳しくは↑のnoteを)。紙の保険証廃止も表向きは不正利用を防ぐため? しかし真の目的が紐付によって口座情報を把握し、より厳格に課税することなのは明白です。

要はどちらも取りやすいところから税金を取るための制度。そうとしか思えません。

これらに反対するれいわ新選組を支持します。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

最近の学び

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!