ストップ「同調圧力」

発売されたばかりの「コロナ論3」を読みながら、いろいろと考えています。ちなみに私の職場ではあっという間に売り切れました。

気になったのは同書内の対談における三浦瑠麗氏のワクチンに対する考え方。副反応の怖さを軽視していると感じました。ただ収録した当時から状況は刻一刻と変わっているわけで、いまは見解がアップデートされているかもしれません。

先週末の時点で、国内における接種後の死亡例はすでに39人。コロナに罹っても死ななかったであろう基礎疾患のない20代や40代の人も含まれています。ワクチンが原因ではないと証明されない限り、何らかのトリガーになったと考える方が自然です。

先日NHKのニュースを見ていたのですが、ワクチンを待ち望む町の声を取り上げつつ「もう少し様子を見たい」という人も紹介していました。これはとても大事なこと。ネットニュースでもワクチンを推奨する声が多い中で、副反応の怖さに言及する記事が出ています。明石家さんまさんの「ワクチン打たない」発言や↓のエリック・クラプトンに関する記事など。

両論併記。マスコミの本来あるべき姿です。

「ワクチン打たない」がかつての戦時中における「日本負ける」みたいなタブーにならないことを切に願います。打つ打たないは個人の判断でいいのです(流行しているのがエボラ出血熱だったら話は別ですが)。要は「打つリスク」と「打たないリスク」のどちらが自分にとって大きいか。

そもそもワクチンの効果は重症化を防ぐこと。打ったらコロナに罹らないというわけではありません。

よく「無症状で気づかぬうちに高齢者にうつすのが怖い」という若者がいます。その優しさは素晴らしい。でもだからといってワクチンを打ってもコロナに罹ることは起こり得る。ゆえに高齢者にうつす可能性もゼロにはできない。しかも副反応で苦しむか最悪死亡するリスクが発生してしまう。

とりあえず私に言えるのは「同調圧力で意に反する決断を強いる空気を作らないで欲しい」ということ。これだけはお願いします。


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