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「大前提」と「半歩先」

ドリームカードが決まりました!!!

現在アメリカ・WWEで活躍する中邑真輔選手は新日本時代、グレート・ムタの正体である武藤敬司選手とシングルで2度対戦、いずれも敗れています。なので「武藤、来春で引退」ニュースを目にした際、ちらっと「借りは返せないままか」と考えました。しかしまさかこのタイミングで。

さらにノアのリングというのも奇跡的です。

もし中邑選手が再び日本のリングに上がるなら古巣の新日本プロレス。なぜか決めつけていました。

思考停止しがちな大前提を疑う。誰もが当然のようにスルーする局面で「本当にそうか?」と立ち止まる。そこに夢の可能性が潜んでいると学びました。

ただ元旦は日曜ですし職場がかなり混むので、おそらく私は行けません(溜まりに溜まった有休を使ってもいいけど……)。まあ後でレッスルユニバースの動画配信を、と考えていたのですが、ノアの公式サイトをチェックしてまた驚きました。なんと「この大会はABEMAにて無料生配信されることが決定しております」とのこと。

全身全霊でありがたいです。

本気で業界を盛り上げ、新しいファンを増やそうとしている。なおかつ私みたいな気難しいマニアを切り捨てず、琴線に触れるカードを組んでくれる。

ノアとDDTを統括する「サイバーファイト」の代表取締役を務め、自身もプロレスラーである高木三四郎大社長の経営手腕に改めて感服した次第です。

以前、脚本家の内館牧子さんが話していました。「一歩先だと斬新すぎてファンはついて来ない。半歩先がちょうどいい」と。まさに「中邑 vs ムタ」こそ、2022年の日本プロレス界における「半歩先」の具現化だと思いました。

お礼というわけではないのですが、大社長の著書を紹介させてください。野心を秘め、人知れず牙を研ぐビジネスマンの方々にオススメです。

この試合が見られることを励みに繁忙期を凌いでいきます!!

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!