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本屋と小説家の「次世代」

これは行きたいですね。

キーワードは「スモールビジネス」及び「すべてを透明にしていく本屋」。会計ソフトを手がけるfreeeの子会社が運営する形で、4月下旬を目途に台東区・蔵前でスタートするようです。

田原町で営業している「Readin’ Writin’ BOOK STORE」から近いので、ぜひハシゴしたい。さらに「パンのペリカン」でロールパンも買えたら最高の休日になります。

漠然としたイメージですが「この本は○月○日に○冊入荷し、今日までに○冊売れました」みたいな情報をオープンにしたら面白そう。いまどんな本がどれぐらい求められているのかが明示されるわけですから。あるいは「昨日お買いあげいただいた本」という一覧表を目立つ場所に掲示するとか。

小さな本屋だと、1冊も売れない日があると聞きます。でもそれを隠さずに公表したら話題になり、来店数が増えるかもしれない。

ちなみに青山ブックセンターは、売り上げの前年比を毎月の頭にツイートしています。

ファンとしては数字が良ければ嬉しいし「私が買いに行ったからだ」なんて不遜なこともこっそり考える。イマイチなら「もっと応援しなくては」と気を引き締める。お客さんと運営側の距離を縮め、各々のアプローチで店を盛り立てる。「スモールビジネス」であれば、このゆるやかな連動性を最大限に活用できる気がします。

好きな本や紹介したい本だけを少しずつ仕入れ、売るためのアイデアを考える。買ってくれた人にPOPを書いてもらうとか。そんなスタイルで毎月カツカツでも生計が成り立てば、大型書店で働くよりもモチベーションは上がりそうです。

私もnoteで書きたいように書いた小説を販売しています。買っていただくのはもちろんですが、紹介してもらうのも叫びたくなるほど嬉しいものでした。

本屋も小説家も「スモールビジネス」こそ次世代のあり方かもしれません。

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