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「失われた時を求めて」を巡る冒険①

↓を読み始めています。

岩波文庫版のプルースト「失われた時を求めて」全14巻です。

ボリュームと難解そうなイメージに圧倒され、ずっと二の足を踏んでいました。でも先日亡くなった唐十郎さんがよくインタビューや作品内で引き合いに出していたのを思い出し、追悼の意も込めて挑もうかと。

他の出版社からも出ています。岩波文庫を選んだことに理由はありません。あえて言うなら、ページを捲った時の感覚が目と指先に心地良かった。

どの巻も分厚そうなので(第1巻は528ページ)長丁場になる予感がします。でも初めての機会はスペシャルだから大いに楽しみたい。そのためのルールをふたつ己に課しました。

1、1冊読み終えてから次の巻を買う。
2、すべて異なる書店で購入し、各々のブックカバーをかけてもらう。

記念すべき1巻はリブロで買いました。同書店は昨年9月からカバーが有料になっています。通常のものは5円、エコ素材のものは50円。

エコ素材にしました。わちふぃーるどの「猫のダヤン」をチョイス。手触りもデザインもかなり気に入っています。

残り13巻。家からさほど遠くなく、なおかつ「失われた~」を置いていそうで、さらにカバーをかけてくれるであろう書店をピックアップしてみました(順番に意味はありません)。

・紀伊國屋書店
・蔦屋書店
・青山ブックセンター
・ジュンク堂書店
・丸善
・三省堂書店
・東京堂書店
・書泉
・くまざわ書店
・八重洲ブックセンター
・教文館
・文教堂
・有隣堂(カバーの色が選べる!)
・旭屋書店
・ブックファースト
・ブックコンパス

この時点で16。他にもありそうだし何とかなるでしょう。町の本屋にも行きたいので、表参道の山陽堂書店や神保町のほんまる、池袋の新栄堂書店などで買えたら嬉しい。

挫折しないように、かつ変な義務感でこなさぬように巡っていきます。

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