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考察「シェルター、災害、大阪城」

シェルターですか。

たしかに大事な論点かもしれない。ただ、できれば災害時に避難所となる施設のアップデートを先に進めていただけると。バリアフリーの整備やプライバシーの確保など。体育館にマット1枚というのも。。。

ロシアや中国の脅威を楽観視せず、有事の可能性に備える姿勢には賛同します。一方でいまの国内情勢が続けば、わざわざミサイルを撃ち込まなくても内側から崩れるのではと感じるのも事実です。

あと大前提として「国を守るための財源と称してまた増税?」「自分たちはキックバックやら何やらで巧妙に脱税するのに?」という庶民の声を軽視してほしくないです。じゃないとシェルター云々も国民ではなく、実は自民党議員の保身や利権のためではないかと疑ってしまう。

もうひとつ。石破さんは昔からバリバリの原発推進派です。しかし大地震や津波と無縁ではいられぬ日本でそのスタンスを続けることの危険性をどう捉えているのか(3.11以前ならまだしも)。諸外国に対する警戒心と自然災害に対するそれの落差、というか温度差らしきものにちょっと引っ掛かりを覚えます。

ロシアや中国には決して油断しない。原発に関しては、あんな大きな津波にやられることは二度とないから安心。まさかそんな風に考えてはいないはずだし「いや、だからシェルターなんでしょ」「戦争時にも災害時にも役立つでしょ」と言われれば首肯するしかないのも事実です。

ただ乏しい知識を頼りに歴史を振り返ると、たとえば大阪城という難攻不落の防塞を作りあげた豊臣家も没落を免れることができなかった。「これをやっておけば有事になっても大丈夫」は必要。しかしそのことが却って外交交渉の杜撰を招き、回避できたはずの戦争を招くとしたら。。。

引き続き考察していきます。

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