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イチ非正規従業員が「書店のゴミ捨て」に思うこと

有益な情報です。助かりました。

書店で働いているとダンボールに触らない日はまずありません。そして文具や雑貨類、備品などが入った大型の箱にはしばしば太い金属が付いている。いままではどうにか外していました。

複数の紙を留めたホッチキスの針についても言及されています。「リサイクル工程の分離機で取り除けます」「古紙の再生紙工程の邪魔にはならない」とのこと。気がラクになりました。

お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんといえば、ゴミ清掃員として働く顔を活かして本を何冊か出されています。これを機に読もうかな。

どこの書店でも、溜まったゴミを専用の場所へ捨てに行くのは非正規従業員の役割です。正社員は自分で行くことがまずないので、けっこう大雑把にやってくれます。たとえばフェアで使った発泡スチロールの看板を「燃えない用」のゴミ箱へ投げ込んだり。あり得ない。袋に入らないのは誰の目にも明らかだし、べつにしないと施設の人に怒られます。

電池が入っている幼年誌の付録見本を捨てる際は、もちろん電池を外さないといけません。ドライバーでナットを回すわけですが、これもやらずに捨てられていたことがありました。さすがに「燃えるゴミ」の箱ではなかったけど。

あと本屋のゴミといえば、サイズが微妙に合わない紙のブックカバー。どうするかは会社によって異なります。問答無用で捨てるか、切ってメモ紙にするか、あるいはその場で折り直すか(見栄えが良くない場合は諦めます)。

私の実感ですが、売り上げの大きな書店ほど安易に捨てない傾向が見られます。逆にちょっとずれているだけでポイという店もあります。メモ用紙にすらしない。もっとコストに関する諸々を広く末端まで伝えるべきでしょうね。

滝沢さん、ありがとうございました。

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