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キーワードは”Sky's the Limit”

「人生を変えた一冊」というのをしばしば目にします。

「人生を変えた一曲」もありますね。

それらに関するエピソードを人に話すと、概ね熱心に耳を傾けてくれます。「私も読みます!」「聴いてみます!」と言ってくれるケースが少なくない。

いま頭に浮かんだ私の「人生を変えた一冊」は↓です。救ってもらったの方が近い。安易に使いたくないけど癒されました。

話を戻します。

本や音楽なら好感触。なのに「人生を変えたゲーム」だとリアクションが変わってきます。多くの年長者は「なんだゲームか」という態度を隠そうともしない。より程度の低いジャンルと決めつけているのでしょう。

あとリスペクトを抱いていても、たとえば重厚なシミュレーションゲームや長丁場のロールプレイングゲームだと「興味はあるけどなかなか」みたいな話になりがち。気持ちはわかります。誰しもまず生活があり、率先してやりたいことがすでに存在する(私の場合は読書と思索、及びnoteを含む物書き)。そして使える時間は限られているのです。

だからゲームを勧めるのは難しい。

それでも声を大にして言います。「『ペルソナ3』は体験した方がいい」と。

スタイリッシュな画面と鬼気迫るストーリー、各々の宿命を背負ったキャラクター、単純な力押しだけではなく頭脳的な戦術を求められるバトル。そして忘れ難いエンディング。

今回のリメイクでどうなるかはわかりません。でもオリジナル版のラストから学んだことは、いまも私の行動原理のひとつになっています。「誰が何を言おうと、自分が納得できたのならそれも正解」というもの。「空がそうであるように人の可能性に限界はない」「いずれ道は開ける」とも感じました。まさに”Sky's the Limit”(ペルソナ4アニメ版のOP曲)に通ずると。

「ペルソナ3リロード」の発売日は2月2日です。ぜひ。

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!