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クリスマスの夜は「赤木と三井」
そういえば、俺より先にハルクとYAMATOは新日本に出てたよね
— 鷹木 信悟(SHINGO TAKAGI) (@Takagi__Shingo) December 7, 2022
今回は新日本から俺がDGに出るという
たかだか18年のプロレス人生だが、様々な事があってやっぱりプロレスは面白いなぁって改めて思うよ😏 #dragongate #njpw #prowrestling https://t.co/A1hA28UHel
古巣への緊急参戦!!
ドラゴンゲート・ネットワークの配信を見ましたが、さすがに会場は大いに沸き、やや緊張気味の鷹木選手を温かく迎え入れていました。このために九州から飛行機で東京へ来て、翌日は長崎へとんぼ返り。おつかれさまです。
ただこういう時、受け入れる側のレスラーは面白くありません。「このリングをずっと守ってきたのは俺たちだ」という生の感情がどうしたって滲み出る。だからこそ闘いが熱くなる。
しかも鷹木選手のパートナーは、同期にして永遠のライバルであるB×Bハルク選手。一時期組んでいたとはいえ「ウマが合わない」「水と油」と公言していた彼らのタッグはかなりのサプライズです。
ルックスや性格、ファイトスタイルを含めた当時の関係性をたとえるなら弁慶と牛若丸、「キャプテン翼」の日向小次郎と三杉淳、あるいは「スラムダンク」の赤木剛憲と三井寿でしょうか。いまのハルク選手はヒールターンしているので色合いが異なりますが(元・不良である三井の時系列とは逆?)、根っ子の部分は同じはず。
互いが互いに対して自分にないものを感じ、ジェラシーを抱く。「コイツにだけは負けたくない」と意地になり「奴さえいなければ」と思い詰める。ゆえに心の底では、他の誰よりも実力を認めている。
営業マン時代、そんな感じのライバルがいました。何から何まで正反対。完全にこちらが追いかける側で、向こうは会社に期待されているエース候補です。でも私が這い上がっていくにつれて彼の数字は下降線を辿り、とうとう辞めてしまいました。
「おまえが上がってきてくれたおかげで重圧から解放された」。彼が最後に残したセリフです。いまもその意味を時々ぼんやり考えます。
鷹木選手とハルク選手、2022年の両者は互いに対して何を感じているのか? クリスマスの夜はプロレス版「赤木と三井」のタッグで盛り上がりましょう!!
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