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「ルール」≠「こだわり」のルール

↑は元・阪神タイガース藤川球児さんのYou Tubeチャンネルです。

彼が食べているのは高知名産「ゆず卵かけご飯」とのこと。気になります。

と言いつつ、卵かけご飯自体はさほど好きではありません。白身のぬるっとした固まりの残滓が口の中にいつまでも残るのがストレスなのです。牛乳を温めると表面に白い膜ができますよね? ずっとあれを飲むのが苦手でしたが、感覚としては近いかもしれない。

ただ「とり鉄」に通うようになって変わりました。「烏骨鶏の卵かけご飯」が絶品なのです。いまでは必ず「締めの一品」に頼みます。

必ず注文するのは「はつ串」「レバー串」「しっとりわさび味のささみ」「アスパラベーコン串」「砂肝串」「むねねぎま串」「しいたけ串」など。味はすべて塩。絶対頼まないのは「皮串」です。これも昔から苦手。ちょっとした理由で人生のある時期だけ集中的に食べましたけどね。

あと子どもの頃は玉ねぎがダメでした。一体いつから平気に、いやむしろ率先して食べるようになったのか。我ながら興味深いです。好みの変わるきっかけを明快に把握している方がレアな気もしますが。

人は容易に変わります。且つ頑固なまでに変わらないのもまた人です。

中村文則「悪と仮面のルール」に出てくる「自分を変えることができるのなら、少しずつ変えていけばいい。変えたくないのなら、別に変えなくたっていい。社会の役に立つかどうかなんてどうでもいい」というセリフを思い出しました。

「皮は食べない。締めは卵かけご飯」。他人から見たらどうでもいいこと。でも変えたくない私のルールなのです。ただし自分が変えたいと考えたらいつでも変える。こだわらない。こだわらない姿勢を続けることにもこだわらない。つまり、こだわりたい時はマイルールにこだわる(ややこしい?)。

いまの時点では「ゆず卵かけご飯」食べてみたいです。そう思えているうちに実行できるといいなあ。

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!