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「仕事が楽しみならば人生は…」の実践者たち

昨年末に新日本プロレスで11年続けた「鈴木軍」を解散した鈴木みのる選手。2023年は全日本プロレスでも活動していくようです。

彼は今年で55歳になります。しかしそのバイタリティ、野望、新しいものに挑んでいく闘争心はまったく衰えていません。

同じ職場に留まって戦い抜くのもひとつの生き方。しかし己の可能性を求め、心地良いけどどこか物足りない環境に安住せず、年齢を言い訳にしないで一歩踏み出す姿勢に何も感じないわけがない。

そして彼と同じく注目したいのが土井成樹選手(↑の動画で右側にいる短髪の人)。現在42歳。2000年のデビュー以来所属していたドラゴンゲートを昨年9月に離れ、フリーになっています。

みのる選手みたいにフリーで転戦してきたのとは異なり、22年目のチャレンジです。ある意味でこの方が大変なはず。

数年前「仕事の始まる憂鬱な月曜はぜひプロレスを」みたいなツイートをしたドラゴンゲートの若手に、土井選手が「仕事は憂鬱なものではありません」と注意するのを見ました。感銘を受けたのを覚えています。

ロシアの文豪ゴーリキーがこんな言葉を残しました。「仕事が楽しみならば人生は楽園だ。仕事が義務ならば人生は地獄だ」

「明日は混むだろう」「荷物も多そうだ」と気が滅入ることは私にもあります。だからこそ「じゃあその逆境を乗り越えてやる」「俺じゃないとムリだろ」と自惚れて立ち向かう姿勢を心掛けています。仕事が義務だと感じるなら、主体的に捉えて義務じゃない何かに己の中で変えてしまえばいい。そのヒントをくれたのが土井選手でした。

さらに。

みのる選手は引き続き新日本にも上がる模様。しかもデスペラード選手と再合体。デスぺ選手の「やりたいことやってんだからそれでいいだろ」のコメントに痺れました。それでいい!!

仕事を楽しめるように生きる。その哲学を実践する彼らの闘いを励みにし、己の戦いを続けていきます。

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