【広報日記】 心ほどける、わたしの夏のひととき。
皆さん、こんにちは。このページは、広報である私の思い・考え・学び・気づき、読んだ本のことを書き記しております。今日もありがとうございます。
気づけば八月も一週間と少しで終わりを迎えようとしています。どんな夏を過ごされましたでしょうか。今年の夏も本当に暑かったですね。どの季節が好きですか?と言われたとき、最近は「どの季節も好きです」と答えています。春も好きだけど、夏も好き。秋も好きだし、冬も好き。その季節ごとに見える風景も、咲く花も、風も、空も違う。当たり前ことなのですが。歳重ねるたびに、その季節ごとの良さを噛み締めたいと思うようになりました。どの季節なんて選べない。どの季節もいい。
今年も存分に「夏」を味わいました。またその楽しみ方も、年齢と共に、また子ども成長とともに変化も生まれました。子どもが少しずつ野菜や果物も食べるできるようになって。(ほとんど食べなかったんです!)今年は夏らしい食事をいただく機会を増えました。とは言っても茹でた枝豆を用意するとか、焼き茄子とか、夏野菜カレーなど。まだまだ肉が大好きな子なので仕方ないですが、少しずつ食べれるものが増えてきました。果物は、スイカに加えてメロン、ぶどうを食べられるようになりました。甘い飲み物はうちはゆっくりだったものですから(積極的に与えませんでした)。基本冷蔵庫には、水か麦茶しか置いておりません。外で味を覚えてきて、ヤクルト・アクエリアス・カルピスなどが冷蔵庫に入っていた夏でした。
2024年の夏。
麦わら帽子
3年前に夏用の帽子を買い替えてから、毎年夏がくるのが楽しみになりました。創業明治十三年という歴史ある田中帽子店。見かけて一目惚れでした。
まず帽子のフォルムが美しいこと。また工房の職人さんがひとつひとつ手作りされていること。HPをご覧いただく分かる通り、ひとつひとつ微妙に形が違い、その繊細な作りにも一目惚れでした。おかげでどれにするか大変悩みましたけど。何度も鏡で見て、夫にも見てもらい一番似合うものを選んでもらいました。麦わら帽子をかぶれる時期も、そろそろ終わりねと・・・しんみりとした気持ちです。
顔色を美しくする、晴雨兼用雨傘
今年、傘を贈っていただきました。こちらも一目惚れでした。日傘を黒から明るい花柄のものに買い替えたいと思い、探していたところ出会いました。
暑い毎日を少しでも気持ち明るく・楽しみに過ごせるのではと思いまして。手間ひまかけて1本1本丁寧に作られていること(私はこういうモノが好き)。お花柄のデザインがとても素敵で気に入りましたこと。また、雨の日にも、晴れの日にも使えることで楽しみが増えること。傘ひとつで、こんなにも気持ちが変わるんだなと気付かされました。また、繊細で美しい仕上がりにも敬服するばかりです。
HiBARI BOOKS(静岡)さんへ
今個人経営の書店さんが増えていますね。いつも楽しみにInstagramの投稿を見ておりましたので、やっと行くことができて嬉しかったです。ワクワク感が抑えきれず。どんな本が並んでいるのか見るのも楽しく、選ぶのも楽しく。どれを買おうか、すごくすごく悩みました。選んだ本は、詩集2冊と、物語を1冊。インスタグラムに更新しております。
店主の方によって選ばれた本だからこそ、これは間違いないというか。良書と呼べような本と出会える。その喜びとワクワク感。また行きたいです。
海へ ゆらゆらと・・・
七月に森へ。八月に海へ。自然に身をおくのも大切な時間ですね。人工物に囲まれているとなんだか疲れるし、自分を見失ってしまうような感覚になります。本当に大切なことは何か見えなくなる。日々パソコンに向かって仕事をしているからこそ、そこから離れる時間もまた大事です。それはきっと、いまの仕事と長く付き合い楽しむうえで、大切だと思うのです。あの日、ヨットに乗ってゆらゆらと揺られながら、風が気持ちよく、太陽の日差しを浴びて、うとうと眠くなって・・・なんとも言葉に言い表せないほど、幸せなひとときでございました。
入道雲探し
今年もたくさん空を見上げました。入道雲をみつけるために。これも夏の楽しみのひとつ。あまりにも美しい、もくもくとした形にうっとりする。しばらくすると形が変わっていることもあるし。遠くの入道雲はずっと変わらないから、ずっーと見ていられる。子どもの頃の夏を思い出している。
強さと弱さ
「海」は、心身の浄化の場所だなぁと、繰り返し足を運んでいくうちに気付かされました。無意識のうちに、疲れやストレスが溜まっている。砂に触れ、裸足になって海水に触れる、波音を聞く。あの自然に還ったような感覚。沈む夕日を眺めて、あぁ生きていると思う。
何もかもが、一瞬、どうでもよくなる。順調に進んでいることに安心する。だいじょうぶね、と思う。なにか重たいものを心に抱えている時、言葉にならないもの抱えているとき。涙が溢れて止まらなくなる。いつも、ほんとうによく頑張っていますね・・・と込み上げてくるものがある。
『自分を丸ごと人に差し出せるってすごいことだと思う。その分、その人から影響を受けることになるし。強さがあるよね。そして人に与えた分、ちゃんと自分で自分をメンテナンスして満たしたら、また人に差し出す。そういうりえちゃんがすごいと思う』と、友が教えてくれた。私の背景と過去を知る人が見ている『わたし』の姿、その言葉が嬉しかったです。
そうかぁ、と気づいた。『相手を理解する・傾聴の実践』で、私は自分を丸ごと相手に差し出している。言われて、心当たりなことがいっぱい浮かんだ。相手を本当の意味で深く理解するって全身使うんです。一旦、相手のすべてを取り込もうとしている。それには私自身が「まず満たされているコップ」であること。溢れているくらいの水で心身満たされている。そこには常に水が流れている。循環していると言える。人に与え続けても減っていかない状態。
でも、こんなに与え続けてる私も、ときどきグッタリと枯渇していく日がある。それはたいてい、起き上がれない朝。ひとつのサイン。重い身体。気づいたら、すぐにケアしてあげている。その時その時に必要なものを与えている。より直感が研ぎ澄まされていて、『はい、これね!』というものが最近は自分でも分かるようになっている。心が満たされてくると、身体も自然と動きはじめる。
ブックダムの広報としても、社長と共に歩む右腕としても、まだまだまだ・・・と思っている。伸び代がある。毎月の反省において、出来なかったことだけではなく、出来たこと(小さな成果や達成)も振り返り、両方を見つめる。ほんとうに少しずつだけど成長している実感も感じている。
わたくしの人間性の未熟さ、至らなさ(配慮や注意力が足りない)、考えの癖や思考の偏りなどから視野が狭くなっていたり、理解に及ばなかったり。さまざまなご迷惑をおかけしている。皆さんに温かく受け止めて頂いていることの感謝を忘れないように。『この一度きりの人生で経験する、すべてに恐れず、挑み続ける』・・・八月、残りの日々も大切に過ごして参ります。
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いつも読んでいただきありがとうございます。
残暑厳しいですが、お身体ご自愛ください。
また記事書かせていただきます。
どうぞお元気でいてくださいね。