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記憶の記録

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ふと思い出せたこと、忘れたくないこと、雑多ないろいろ。
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2021年1月の記事一覧

TopfuntersetzerとKopfuntersetzer

TopfuntersetzerとKopfuntersetzer

新しい言葉を覚えるきっかけはさまざまだが、強烈なインパクトを伴うものは記憶に定着しやすい。

ドリカムというバンド名は「ドリーム・ズカム・トゥルー」だと思い込んでいた私が、中学生になって英語の授業が始まり、正しくは「ドリームズ・カム・トゥルー」であると知ったときの衝撃は忘れられない。また、大学生になるまで付箋というものを見たことがなく、塾講師のアルバイト先で付箋を求めた主任に対し「付箋って何でしょ

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味ご飯

味ご飯

「味ご飯」が方言だと知ったのは、大学進学のため東京に引っ越してから。

「味ご飯」とは、いわば炊き込みご飯のことで、祖父母は「味めし」と呼んでいた。ただ、(あくまで松阪市近隣での使用法ではあるが)炊き込みご飯よりも狭義である。典型的な具材としては、鶏肉(場合によっては牛肉)、にんじん、椎茸、ゴボウ、油揚げ、かまぼこ、こんにゃく、である。それをほんのり甘い醤油ベースの出汁で焚き上げる。

一方の炊き

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