僕の猫

僕という名の猫が、リビングのソファーの上で、 現実なのか幻なのか、微睡んだ世界で思うこ…

僕の猫

僕という名の猫が、リビングのソファーの上で、 現実なのか幻なのか、微睡んだ世界で思うことを 何気なくつぶやいています。

最近の記事

引きずるのは気持ち

僕の部下は いろいろと引きずるタイプだ 引きずるとは何か? というと 気持ちの話 そして範囲はどこまで? というと  仕事に限らず日々の生活全般的において めちゃめちゃ引きずるので 説明されても、たまに意味不明だ そんな自分をわかっているのだろう その自分を守ることに必死 たまに、職務を忘れて守っているので 「・・・」なんて言ったらよいのか 僕を困惑させる 僕はというと、意外とスグ忘れる 「鶏は三歩歩くと忘れる」ということわざがあるが まさに僕のことだ!! かと言

    • 君の物語

      僕は 君と過ごす時間が心地よくて 一緒に居ると 今まで誰もしなかった 僕の隠れた部分が引き出されて 僕は君のお陰で 日々の息苦しさから解放されているのだろう 君はというと どうなんだろう 君と僕との距離は 常に即かず離れずで 考えようによっては いつ音信不通になってもおかしくない だから 僕に見えているのは 君が存在している世界の ほんの一部だよね どんなに 全てを見たいと思っても 僕が見れる物語の 主人公は常に僕 それは僕が僕でしかない所以だ 君に限ったわけでは

      • 分かり合わないという孤独

        僕の友達の友達? 彼女は とにかく自分の気持ちを表現するのが苦手だ たまに、怒涛の如く 勢いで 「ポロ」っと口からこぼれてしまった心の声を 結構引きずって、後悔する 「言葉にするんじゃなかった・・・」 とにかく心の中を隠したがる 人って、結局わかり合えないじゃない だから付き合うなら価値観の違う人がいい 意味不明かもしれないが いや なんとなく もしかして まさか・・・ うすうす感づいたかも どうせ 分かり合えないのなら 相反するタイプの方が楽じゃん という彼女の

        • 恋文

          終わりがどこにあるのか気にならない? 僕は、突然足元が不安定になり 胃のあたりがモゾモゾする ふわっと身体の中心から何かが上がってくる なんか気持ち悪い 年齢を重ねることで 終わりに向かっている過程や 終わりを迎え、消えてしまった事実を 受け止める事が増えてきて いつかは自分の番になる・・・ 僕は手前よりも先を見る癖があるから 何十年後かに迎える自分の終わりを想像する なんだか落ち着かない 小説や映画やドラマ 架空の世界 いろいろなパターンを観てきているのに 自分が迎

        引きずるのは気持ち

          空と風

          時には、嬉しいとか楽しいとか そんなことも描きたいな ふと、僕は思った 君との出来事や 友達との旅行とか 愛しい、嬉しい、楽しい・・・ でも、その気持ちは 止めとけない 恋しい、寂しい、切ない・・・ いつのまにか変わってしまう 悲しい、寂しい、侘しい やるせない、悔しい、苦しい この気持ちは、何故か立ち止まる 消えたかと思うと 隠れていただけで オニの僕が「み~つけた」 そんなことを ぼやっと考えながら外に出たら 青い空 と 南風 すっげぇ、キモチイイ 僕の 頭

          不安

          突然 僕の中にブラックホールがあらわれる なんだか ふわっと浮いているようでバランスがとれない 摑まれるところはどこにもない いやな感じだ 落ち着かない どうやら、また 一瞬の隙をつかれたようだ そして 僕は僕をギュッと抱きしめた

          沈んでいく

          ねえ、世の中は 不平等という平等で成り立っている 僕はそう思うことがある 声を上げた方が勝ち 我慢した方が損をする・・・ その法則に 声を上げずにはいられない 「耐えられない」が加わる この「耐える」っていうのは曲者だ 皆が皆 同じ様に感じる訳ではなく 我慢の限界の「限界」もどこにあるのか 頑張ったことで 思考という海の底 どんどんどんどん沈んでいく もう 水面の光が見えなくなってきた 真っ暗だ 感覚が麻痺して 言葉も 呼吸の仕方も 浮かび上がる方法さえも忘れてし

          沈んでいく

          今年もまた、桜が舞っている 思い出すのは 卒業式 職場の花見(宴会) 夜桜を見ながらの散歩 そして、悲しい後ろ姿 彼が余命宣告されてから メールでのやり取りが始まった 闘病中 世の中から取り残されてしまった そんな思いからなのか 「さびしい」が口癖だった ある晴天の日 僕が実家に行く途中、電車の中で送ったメール なんてことはない内容で 「天気が良いし、これ実家に行くところ・・・」 彼からの返信は 確か 「ご両親に孝行できるときにしてくださいね」 彼はとても親思いの人で

          教訓

          僕のここ数日は ワサワサした日々だった 大した事ではないが スマホを機種変したら 画像データが上手く移行できず・・・ 半分しかクラウドに保存できなくて 600枚の写真を諦める? どうする? 面白いことに 普段は全然気にしていない画像データも 諦めるかどうかの選択を迫られて 僕は無駄に足掻きたくなった そうだ、「OneDrive」って方法があった (よく知らないけど・・・) 僕の悪い癖 雰囲気だけで保存をポチ 何故かスマホの、旧・新両方から同時進行 無料範囲を超えた為

          僕が大好き

          昔 飛行機で隣に座った先輩と 特に話もなかったので 「やりがい」について語り合ったことがある 今思うと 場を持たせる為の話題としては なんかオカシイ? 先輩は上司に褒めれるのがうれしいらしく そこに「やりがい」を感じる 認めてもらいたい、頼りにされたい 会社の為に頑張りたい・・・ 「うんうん、先輩ってそんな感じだよね」 僕は心の中でつぶやいた(いや、声に出てたかも) あらかた先輩の話を聞いた後 次は、真逆をいく僕の番 仕事は僕の為にするもの 「やりがい」は僕が成長で

          僕が大好き

          選択

          人生は選択の連続だ 右? 左? ① ② ③ どれ? Yes? No? 学業も仕事もプライベートも 選択しないと進まない 勉強の仕方、職業 まわりとの関わり方 言葉一つにしても 僕のここまでを「ふわっと」振り返る う~ん 違う選択肢もあったのに 違う未来もあったのに 「何故こうしてしまったんだろう・・・」 この言葉が尽きない そこで、 僕という個性を足してみた そうだよね 僕は過去に戻れたとしても きっと同じことを繰り返す それは 今の選択に満足しているといことではな

          大丈夫?

          何色だと思う? 君が目にしている色と僕が見ている色は同じだろうか もしかしたら 君の「赤」は本当に僕の「赤」なの? 長さだってそうさ 1㎝は1㎜の10倍だけど 君の1㎜と僕の1㎜は同じ幅? 同じと思いこんでいるだけだったりして でも 色も長さも、基準が決まれば 共通言語にできるかも だから どうやら、たぶん、理解しあえている 気持ちはどうだろう 「悲しい」「さみしい」 「つらい」「苦しい」 「大丈夫」はどう? どの位の何がどうなったら、「大丈夫」ってこと? ほら、面

          異動

          僕の職場は異動が多い 僕自身の異動もそうだが まわりのメンバーも結構な頻度で変わる 異動が多いデメリットは あえて言うなら 進行が停滞し、効率が下がることだ そんなことはお構いなし(?)の上層部を 僕は残念に思う メリットはなんだろう??? 一番は 居心地が悪い場所でも大丈夫 なぜならば長居はしない、異動をするから(たぶん) 僕は、居心地が悪い時は 動物園にいるからだと思うようにしている 集団の中に「ボス」をつくらないとイケナイ動物 主語が常に「Ⅰ」になる動物 攻撃

          言葉

          君に上手に伝えたいと思えば思うほど 僕は言葉が増えていき 言葉が増えれば増えるほど 上手く伝わらない気がする 一度僕が発した言葉は 思いとは関係なく、1人歩きを始めるから できるだけ端的で確実に伝えたい そして君の心に、柔らかく、沁みこむように 僕の中で増えた言葉をそぎ落とし 選びに選び抜かれた言葉を使おう 困った 何を残せばいいのだろう 僕「・・・・・」 結局、何も残らなかった

          忘却の水

          この世を去った後、前世の全てを忘れる為に 一杯の水を飲む 忘却の水だ その水を、小分けにして、薬のようにカプセルに詰めて それができるのなら 僕は君に処方箋を書いてあげるよ 過去に囚われて 許せない、忘れられない、流すこともできない 君はなんて不器用なんだ 忘却カプセルを 苦しい時には、1回1錠 服用は1日2回が限度です(最低でも6時間は空けてください) 飲みすぎると、大切な記憶も忘れてしまいます・・・ そして、 君は新しい一歩を踏み出す カプセルに頼るしかないなん

          幸せ

          たまにだけど 急に、この続きが怖くなって 触れたくなくなることがある 予感がする このままだと、上手くいかない予感 心臓が、ぎゅっとなって 揺れている どうでもいい話だが それは、映画▪︎ドラマ▪︎漫画▪︎小説 作られた物語のことだ 現実は厳しく 理不尽で 怒り・悲しみ・落胆・絶望 我慢を強いられ、追いつめられる と、ちょっと今日の僕は悲観的すぎるかな でも、ホント現実は甘くない だから できるだけ、作られたものだけでも 僕は幸せであってほしい