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沈んでいく

ねえ、世の中は
不平等という平等で成り立っている
僕はそう思うことがある

声を上げた方が勝ち
我慢した方が損をする・・・
その法則に

声を上げずにはいられない
「耐えられない」が加わる

この「耐える」っていうのは曲者だ
皆が皆 同じ様に感じる訳ではなく
我慢の限界の「限界」もどこにあるのか

頑張ったことで
思考という海の底
どんどんどんどん沈んでいく

もう 水面の光が見えなくなってきた
真っ暗だ

感覚が麻痺して 言葉も 呼吸の仕方も
浮かび上がる方法さえも忘れてしまった(しまいたい)

そんなギリギリの状態
誰かが手を差し伸べないと・・・

そうやって
僕はスグに向こう側を考えてしまう

何がズルくて不平等なのか
わからなくなる

ただ
沈みゆく僕の手を
浮上したい君が掴んで離さない

僕が落ちていくのは
構わないのか・・・








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