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身体と心

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#痛み

痛みをとることに頑張らないで

痛みをとることに頑張らないで

痛み、辛いです
間違いなくしんどいです、無いほうがいい。

痛みは思考を狭め
視野を小さく、行動を制限しますから。

でも
痛みをとることが目的になると
身体がなぜ痛くなったかという過程に意識が向けられないのです。

突然何もなく痛くなることは
ほぼない。

何かが積み重なって
そこに到達してしまったときに
痛みというものが発生しているにすぎません。

たとえそれが
耐えがたいものであっても
プロ

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痛みの原因を突き詰めてもだめなんです

痛みの原因を突き詰めてもだめなんです

なんでこうなったのか
あの時こんなことがあったから

そうやって
痛みの原因探しを
一生懸命する方がいます。


痛みの原因が分かっても
痛みってなくならないんです。

そうかそうか、お前が原因やったんやな
あー、よかったよかった、ちゃんちゃん♪

とはならんのです。

大切なのは原因ではなく
いまどうするか、それしかありません。

なぜ原因が知りたくなるのかこんなことがあったから
あんなこと言

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痛みを憎むほど身体に定着します

痛みを憎むほど身体に定着します

「なんでこんなに痛いんや」

「これがなかったら楽なのに」

そう思うのは自然な流れ
受け止めきれない痛みに
苦しんでいる方も多いです。

ですが
その痛みに対して
嫌悪を超えた憎しみを持ってしまうと
ちょっとやっかいになってしまいます。

無くなって欲しいのに
求めてしまう

矛盾を起こさないために
仕組みを知っておきましょう。

憎しみは自分に刻み込む行為痛みがピークになると
冷静ではいられな

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蚊に刺されたところを爪で十字にするのはどうなん?

蚊に刺されたところを爪で十字にするのはどうなん?

最近は機械的なもので
かゆみをとるということができるらしいですが

昭和育ちの人間は
蚊に刺されたところをバッテンに
爪で跡をつけるということで
かゆみを抑えたりする習慣がありました。

痛いところ
かゆいところ
ナニカを感じているところに
刺激を与えることが身体にとってどうなのか

この記事はそんな話です。

身体の感覚は上書きできない腰が痛いと腰をトントン
肩がこると肩をトントン
かゆいところ

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痛みとうまく付き合う方法

痛みとうまく付き合う方法

「この痛みがなかったら」

そうおっしゃる方は多いです。

そしてその言葉の次に

「あのときみたいに動けるのに。」

こういわれる方も多いです。

痛み、とても辛いものですが
敵視されがちですが

痛みにも意味があるという事と
痛みは逃げ道にはならないという事を知って欲しいのです。

痛みは突然やってこない思い当たる節がない
検査をしても分からない
そんな痛みもたくさんありますが

痛みというの

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