【ハンガリー】 〜ブダペスト編〜 「美食の国、歴史を知るということ」
ワールドツアー4ヶ国目はハンガリー、ブダペストへ。
国会議事堂は世界最大級の大きさ
まずはブダペストのシンボルの一つともいえる国会議事堂へ。
この国会議事堂は世界最大級の大きさ。確かに超大きかった!
大きすぎて画角に収まらないので遠くから撮った写真も。
この国会議事堂は夜ライトアップされるとさらに綺麗!なんだけど私が行った時は曇りで見えなかった…
巨大な吊り橋 セーチェーニ鎖橋
次はセーチェーニ鎖橋へ。この橋はドナウ川をまたぐ橋で夜にライトアップされた景色が特に有名。
ドナウ川はかなり川幅があるので橋自体がものすごい大きさ。
歩行者、車、さらに路面電車と誰もが渡ることができる。
ライトアップされるとこの景色!真近で見ても遠くから見ても美しかった。
ブダペストの美食まとめ!
ブダペストで食べたもの全てがとにかく美味しかった!
食べたことないものだらけだったけどどれも絶品。日本人の口に合う気がする。
①ランゴスバーガー
まずはランゴスを食べにStreet Food Karavan Budapestという場所へ。
「ランゴス」というのは揚げパンのことでハンガリー名物。
ここで私が食べたのはランゴスバーガー。
つまりこれはバンズが揚げパンになっているバーガー!
お肉は好きなお肉を選べて、私は鴨肉を選んだ!
ハンバーガーってよりはサンドウィッチに近い?
けどとにかく新食感!中に炒めた甘い玉ねぎが時入っていてチーズ、お肉の塩っけと最高にマッチしてた!
②チムニーケーキ
チムニーとは英語で煙突という意味。ケーキと書いてあるけど実際にはパンっぽかったので、チムニーケーキとは煙突パンのこと!
これは持ち手が隠れてるからわかりにくいんだけど、形はチョココロネみたいになってる。
土台のパンの味を選べて、私はシナモンを選択。
中は空洞で、最初に行ったこのカフェのチムニーケーキは中にジェラートやホイップを入れてくれた。
あんまいけど美味しかった!
ちなみにこのチムニーケーキはかなりアップグレードされてて、本来はこんなにシンプル。
これはたまたま見かけた屋台で買ったんだけど、上の豪華チムニーケーキの三分の一の値段!400円くらい。
これがとんでもなく美味しかった!!何ならこの半年間で食べた甘い系の食べ物の中で一番美味しかったぐらい。
出来立てだからサックサクで、冷めても外の寒さでずっとサクサク。
外はカリカリで中はふんわり…マジで信じられないくらい美味しかった。
③クレメーシュ
クレメーシュとはほぼカスタードクリームの軽いケーキで、
Russzwurm Confectioneryというカフェで購入。かなり有名店っぽい。
上下を薄いパイ生地でサンドしていて、見ての通りメインはクリーム!
クリームは甘すぎずでパクパク食べられた!美味しかった〜
④Comme Chez Soiでいただくグラーシュ、フォアグラ
そしてそして。ハンガリーはフォアグラも名物とのことで絶対に食べたかった。
せっかく食べるならいいお店で食べたかったので、ハンガリー在住のいろんな日本人の方がおすすめしていた「Comme Chez Soi」というレストランへ。
かなりの人気店なので、ダメ元で数日前にメールで連絡したらなんと予約がとれた!
まずはグヤーシュを注文。
グヤーシュはハンガリーで最も有名な伝統料理で人参、じゃがいも、牛肉を煮たパプリカのスープのこと。
体がポカポカあったまる優しい味のスープだった!
そして次はメインのフォアグラ…
このレストランのフォアグラはスライスした甘い焼きリンゴの上にフォアグラがのっている。
お皿に盛り付ける際にマッシュポテトも添えてくれる。一人前でフォアグラが2つもあってフォアグラをお腹いっぱい食べられる。
これがまた衝撃的な美味しさだった…
美味しいって言葉はこれのためにあるんじゃいかってくらい美味しくて、感動した…
これを食べにまたハンガリーまで来たいって思うくらい絶品だった。
忘れられない食体験ってやつ!この先フォアグラを食べるたびにこれを思い出しそう。
ブダペストに行く方は絶対に行ったほうが良い!!!予約は忘れず!!
⑤シナモンロール
最後はシナモンロール!これはハンガリー名物ってわけじゃないと思うんだけど、食べたやつが美味しすぎて!!
行ったのはBITE bakery cafeというカフェ。ここのシナモンロールが見たことない形だった!
↓この写真に写ってるのは全部シナモンロール。クリームで上が覆われてる。
見た目通り?甘めだけど初めて食べる感覚のシナモンロールで美味しかった!カフェとかパン屋さんでシナモンロール見つけると絶対に頼むようになちゃった!
以上ブダペストで食べた美味しいもの色々!
まだまだ他にもいっぱい美味しそうなのあったからまた食べに来たいな。
忘れてはいけない過去
今回も毎日街を歩きまくってたんだけど、ところどころで忘れてはいけないあの歴史を感じた。
1944年、ナチス・ドイツはハンガリーに侵攻すると何十万人ものユダヤ人迫害を始めた。
収容所に送られるユダヤ人もいれば、その場で殺されるユダヤ人も多くいた。
そしてこの出来事と非常に強い関係があるのがこの場所。
「ドナウ川遊歩道の靴」というオブジェ。
このオブジェは国会議事堂近くのドナウ川沿いにあり、並んでいる靴はものすごい数。
このオブジェの意味を知って胸が痛んだ。
この場所でユダヤ人が射殺されていたのだ。ナチス・ドイツ軍はユダヤ人を射殺する際、このドナウ川沿いに立たせた。
しかし発砲される前に靴を脱ぐように言われたという。
なぜなら、当時靴は高価だったから遺体と共にドナウ川に沈むのは勿体無いから。
だからユダヤ人たちは撃たれる直前に靴を脱ぎ、それから射殺され、そのままドナウ川に沈められた。
その当時の靴の様子を再現しているのがこの「ドナウ川遊歩道の靴」というオブジェなのだ。
なんて辛くて悲しい場所。ここにはいろんな形の靴があった。
スニーカー、ブーツ、ハイヒール、子供用の小さな靴。
あまりにも悲しい歴史で、靴からは声が聞こえてきそうだった。
日本でも辛く悲しい歴史はたくさんある。けれどそうはいっても島国。
だから陸続きで国境があるということ、多くの国の複雑な歴史が絡み合っているということを完全に理解することはなかなか難しいのかもしれない。
今から日本人が何かを決定的に変えることはできないかもしれない。
けれど「忘れない。知っていく」ということが最も重要できっかけにもなるのではないかと思った。
ハンガリー滞在中に一日一巻、「アドルフに告ぐ」を読んでた。悲しいけれど、知らないといけない過去。
19世紀の要塞から街を眺める
恒例になってきた、高いところから街を見渡そう!の会(笑)
行ったのは「Fisherman's Bastion」という19世紀の要塞。
辿り着くまでにかなりの坂道と階段を登るので大変だったけど眺めは抜群だった!
やっぱりブダペストは大きな街でどこまでも街が広がっていた。
そしてこの景色の反対側にはマーチャーシュ聖堂がある。
屋根の部分の装飾?タイル?がすごく可愛かった!
そしてこれはブダ城からの眺め!
こっちからはセーチェーニ鎖橋が見える。
↓ちなみにブダ城も国会議事堂と同様に大きすぎて近くからだと画角に収まらない!
ヨーロッパのクリスマスがついに開幕!
滞在中にクリスマスマーケットがスタートした!
ついにヨーロッパのクリスマスシーズン到来!
キラキラの街、ホットワインの香り、かわいいマーケット…
クリスマスの本場のヨーロッパ各国で1ヶ月以上以上過ごせるなんて幸せすぎる!
どの広場でもツリーとマーケットがあって巡るのも楽しい。
<個人的に気がついたこと>
路面電車、タクシーが黄色で統一されていて可愛い!
マジで何食べても美味しい
パン屋さんもどこも美味しい!
お土産を買うならブダペスト中央市場が安い
ハンガリーフォリント計算しにくい…
ブダ城も要塞もチケット買わなくても充分満喫できる
日本人全くいないの意外だった
曇りの日多め?たまたま?
〜ハンガリー・ブダペスト編 完〜