映画「ザリガニの鳴くところ」を観て
6月30日、「ザリガニの鳴くところ」という映画を観た。英題は「Where the Crawdads Sing」。2022年のアメリカ映画で、オリヴィア・ニューマン監督の作品だ。
キャストは、キャサリン・クラーク(カイア)役のデイジー・エドガー=ジョーンズ、テイト・ウォーカー役テイラー・ジョン・スミス、チェイス・アンドリュース役のハリス・ディキンソン、トム・ミルトン役デヴィッド・ストラザーンなどである。
あらすじは、
といった内容。
で、観終わっての感想。
タイトルがイマイチなので避けていたが・・・
「ザリガニの鳴くところ」?タイトルがイマイチだったので、この映画を知っていたが観賞にまで至らなかった。しかし、今回なぜかこの映画を観ることとなった。で、観賞してどうだったかというと、すごく面白い映画でびっくりした。やはりタイトルは重要だと感じるのと同時に、タイトルに対して偏見で見ないことが無いよう、今後はしたいと思ったのである。
とても見ごたえのある映画だった
主人公のカイアは、湿地帯の一軒家に住む女の子だった。幸せな毎日を送っていたと思ったが、父親の暴力で母親が去り、兄弟たちも皆去って行った。
教育も受けさせてもらえず、いつも湿地帯に住む動物や昆虫たちを観察したり、自然の中で暮らす毎日だった。父親と2人で暮らす中、ついには父親も出て行ってしまう。そして、一軒家で一人で生活を始めるのだった。
そんな幼い時期に出会ったのが、兄の友人のテイトだった。
そしてテイトと大人になって再会する。そして、テイトは、カイアに文字を教える。そして、2人は恋愛関係になった。このままいけば幸せな話で終わってしまう。だからこそ、その後の展開がある。
裁判で無罪となり、テイトと老後まで人生を共にする
裁判にかかるカイア。なぜならば、彼女は町の成年チェイス殺しの容疑者だからである。でも、どう考えても彼女が犯人ではないことが、映画の展開では明らかである。そして、彼女は晴れて無罪になるのだ。
その後、テイトと老後まで湿地帯の中で暮らす。仲睦まじい夫婦の姿が描かれている。
最後の大どんでん返し。でも、納得!
カイアの死後。テイトは彼女の日記を読んでいる。
その中に、チェイスの似顔絵が出てくる。
そこには、貝の首飾りが貼られている。
それは、まさにチェイスの遺体から消えていたネックレスであった。
うわーーーーっとこの場面で、この大どんでん返し!!!
でも、ある意味納得の結果でスッキリした。
しかし、すごいな。
とても面白く、見ごたえのある映画だった。
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