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映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を観て

12月2日「ハリー・ポッターと謎のプリンス」という映画を観た。
原題は「Harry Potter and the Half-Blood Prince」。2009年のアメリカとイギリスの合作映画で、デヴィッド・イェーツ監督の作品だ。

キャストは、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフロン・ウィーズリー役のルパート・グリントハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、アルバス・ダンブルドア役のマイケル・ガンボン、ミネルバ・マクゴナガル役のマギー・スミス、ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーン、セブルス・スネイプ役のドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンなどである。

あらすじは、

イギリスの首相は、ここ1週間で起こった不可解な事故や事件に頭を悩ませていたが、ファッジによると、それらの事件はすべて魔法界を恐怖で支配した「名前を言ってはいけないあの人」の復活が原因だという。その失態により魔法大臣職を失ったことをファッジは首相に告げる。
同じころ、ナルシッサ・マルフォイは、「スピナーズ・エンド」という場所でピーター・ペティグリューと一緒に住むセブルス・スネイプを訪れる。ナルシッサはスネイプに、ヴォルデモート卿から危険な使命を受けた息子、ドラコ・マルフォイを支援するよう頼み、その確約として「破れぬ誓い」を結ぶ。
夏休み、ダーズリー家に帰省していたハリー・ポッターは、自分を迎えに来たアルバス・ダンブルドアから、シリウス・ブラックの遺産を相続したことを知らされる。その後、親友ロン・ウィーズリーの実家「隠れ穴」へ向かう途中、ハリーはダンブルドアとともに引退したホグワーツ魔法魔術学校の教授、ホラス・スラグホーンに面会し、ふたたび教鞭を取るよう説得する。説得に成功したあと、ダンブルドアはこの1年間、自分の個人授業を受けてほしいとハリーに頼む。
新学期の準備のため、ハリー、ハーマイオニー、ウィーズリー一家はダイアゴン横丁に向かうが、ロンの兄であるフレッドとジョージの悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」以外はどこにも活気がなかった。「マダム・マルキン」の洋装店でハリー、ロン、ハーマイオニーはドラコと鉢合わせ、その挙動を怪しみ、あとを追う。それに気づかず、「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」に入ったドラコは、オーナーのボージンを脅し何かの修理方法を聞き出すが、結局修理方法は不明のままに終わる。
ハリーは、ドラコが「マダム・マルキン」の店で左腕に触れられるのを嫌がったことを思い出し、左肘に「闇の印」が刻印されているのではないかと考え、彼が父親と同様に死喰い人ではないかと推測するが、ロンとハーマイオニーは、決定的な証拠もないのにドラコを疑おうとするハリーの言葉に聞く耳をもたない。躍起になったハリーはホグワーツ特急でドラコの正体を探ろうとするが、気づかれて怒ったドラコに石化され、上から透明マントをかけられて身動きを取れなくされる。そこをニンファドーラ・トンクスが見つけ、もとに戻してもらい、無事ホグワーツに入る。
しかし実際にホグワーツで「闇の魔術に対する防衛術」を担当していたのはスネイプであり、スラグホーンは「魔法薬学」を教えることになっていた。ハリーが借りた魔法薬学の教科書には「『半純血のプリンス』の蔵書」と書かれており、魔法薬のことだけでなく彼が発明した闇の呪文が多く示されていた。蔵書の内容を参考にしたことで、ハリーはトップの成績を叩き出し、それから夢中になって蔵書の内容を研究しはじめる。
一方、ハリーはダンブルドアのもとでヴォルデモートとの対決に備えるための「個人授業」を受ける。ヴォルデモート=トム・リドルの出生と生い立ち、なぜ彼が闇の魔術に手を染めるようになったかを探っていく。やがてハリーは、過去にヴォルデモートが作り出し、その不死の力を支えている「分霊箱」の存在と、全部で7つあるそれを破壊しなければならないことを知る。
6年次も終わりに近づいていたころ、ハリーはダンブルドアにともなわれて新たに発見した分霊箱の捜索に向かう。ふたりはかろうじて分霊箱を見つけ出すが、闇の罠と戦ったダンブルドアは著しく衰弱する。ホグワーツ帰還を急ぐふたりは、天文台の塔に浮かぶ闇の印(死喰い人の紋章)を目にする。ドラコの手引きで侵入した死喰い人と騎士団が戦っていた。天文台塔に降り立ったハリーとダンブルドアは包囲され、すでに戦う力を失っていたダンブルドアはハリーを守り、セブルス・スネイプに殺害される。
ハリーは半純血のプリンスの蔵書で覚えた闇の呪文でスネイプを攻撃するが、呪文は通じずあっけなく倒される。そして、蔵書を作成した「半純血のプリンス」の正体こそ、スネイプであったことを知る。スネイプはハリーを昏倒させ、ドラコたちとともに逃亡する。満身創痍のハリーはダンブルドアの遺体のそばに戻り、分霊箱の「銀のロケット」の蓋を開ける。だが、ロケットから出てきた「R・A・B」なる人物の書置きは、本物の分霊箱を壊すために偽物とすり替えたことを綴っていた。ダンブルドアは偽の分霊箱に、命をすり減らしたのだった。
ダンブルドアの校葬が執り行われるなか、ハリーは来年は学校に戻らず、ただひとり残りの分霊箱を探し出して破壊することを決意し、親密となっていたジニーに別れを告げる。しかしロンとハーマイオニーはハリーに旅に同行する覚悟を伝え、3人は分霊箱探しの旅に出ることになる。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

ダンブルドア校長が殺される

この6作目の一番のインパクトは、ダンブルドア校長が殺されたことである。それも、その相手がスネイプ。
これは衝撃以外の何ものでもない。
この話の段階では、スネイプが許せない自分がいる。
そして、この先の展開がどうなってしまうのか?さらなる未来につながってゆくのだろうが、その未来は暗そうであること。
でも、今の段階では、なんだかどんよりとした気持ちになるのである。

魔法界だけでは済まなくなってきている

もう起こるできごとが、魔法界の話ではなくなっている。実際に、その影響はマグルの世界の中でも、現れてくるのである。
それだけに、これまでの5作より、さらに怖い話になっている。
先が知りたい。どうなってしまうのだろう?
そんなドキドキ感が、今回の映画では格段に高まるのである。

こんな暗い世の中だからこそ、笑いが必要

ロン「これいくら?」、フレッド&ジョージ:「5ガリオンだ」
ロン:「僕は弟だぞ!」、フレッド&ジョージ:「じゃあ10ガリオンだ」
このロンの双子の兄は、今までも映画の中で笑いを起こしてくれている。
本当に、楽しくなる2人である。
こんな暗い世の中だからこそ、笑いが必要…という考え方。
これは、イギリス人の中に根付いているのかもしれない。

以前(相当むかし)、「哀愁」という映画を観たことを思い出す。
ビビアン・リーが主役のこの映画。イギリスがっ空襲されているシーンで、
隠れている人々の中で、ユーモアのある会話が交わされていた。

このハリーポッターにも、これだけ悲惨な状況でも、何かユーモアを感じるシーンが散りばめられているのである。

ハリー&ジニー、ロン&ハーマイオニーの恋

そして、主人公たちがどんどん大人になりつつある中で、恋愛が絡んでくるところがおもしろい。
ハリーとジニーの間に、恋が芽生える。
そして、ロンとハーマイオニーとの間には、じわじわと長い期間の恋が、成就に向け動いているのである。
何だか甘酸っぱい恋愛も、映画の中で展開されてゆくところがおもしろい。

ハリーポッターは、残り2作。
それらの感想は、明日以降に書くことにしたい。

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