12月2日「ハリー・ポッターと謎のプリンス」という映画を観た。
原題は「Harry Potter and the Half-Blood Prince」。2009年のアメリカとイギリスの合作映画で、デヴィッド・イェーツ監督の作品だ。
キャストは、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、アルバス・ダンブルドア役のマイケル・ガンボン、ミネルバ・マクゴナガル役のマギー・スミス、ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーン、セブルス・スネイプ役のドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンなどである。
あらすじは、
といった内容。
で、観終わっての感想。
ダンブルドア校長が殺される
この6作目の一番のインパクトは、ダンブルドア校長が殺されたことである。それも、その相手がスネイプ。
これは衝撃以外の何ものでもない。
この話の段階では、スネイプが許せない自分がいる。
そして、この先の展開がどうなってしまうのか?さらなる未来につながってゆくのだろうが、その未来は暗そうであること。
でも、今の段階では、なんだかどんよりとした気持ちになるのである。
魔法界だけでは済まなくなってきている
もう起こるできごとが、魔法界の話ではなくなっている。実際に、その影響はマグルの世界の中でも、現れてくるのである。
それだけに、これまでの5作より、さらに怖い話になっている。
先が知りたい。どうなってしまうのだろう?
そんなドキドキ感が、今回の映画では格段に高まるのである。
こんな暗い世の中だからこそ、笑いが必要
ロン「これいくら?」、フレッド&ジョージ:「5ガリオンだ」
ロン:「僕は弟だぞ!」、フレッド&ジョージ:「じゃあ10ガリオンだ」
このロンの双子の兄は、今までも映画の中で笑いを起こしてくれている。
本当に、楽しくなる2人である。
こんな暗い世の中だからこそ、笑いが必要…という考え方。
これは、イギリス人の中に根付いているのかもしれない。
以前(相当むかし)、「哀愁」という映画を観たことを思い出す。
ビビアン・リーが主役のこの映画。イギリスがっ空襲されているシーンで、
隠れている人々の中で、ユーモアのある会話が交わされていた。
このハリーポッターにも、これだけ悲惨な状況でも、何かユーモアを感じるシーンが散りばめられているのである。
ハリー&ジニー、ロン&ハーマイオニーの恋
そして、主人公たちがどんどん大人になりつつある中で、恋愛が絡んでくるところがおもしろい。
ハリーとジニーの間に、恋が芽生える。
そして、ロンとハーマイオニーとの間には、じわじわと長い期間の恋が、成就に向け動いているのである。
何だか甘酸っぱい恋愛も、映画の中で展開されてゆくところがおもしろい。
ハリーポッターは、残り2作。
それらの感想は、明日以降に書くことにしたい。