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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を観て

12月3日「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」という映画を観た。
原題は「Harry Potter and the Deathly Hallows」。2011年のアメリカとイギリスの合作映画で、デヴィッド・イェーツ監督の作品だ。

キャストは、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフロン・ウィーズリー役のルパート・グリントハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、ミネルバ・マクゴナガル役のマギー・スミス、ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーン、セブルス・スネイプ役のドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンなどである。

あらすじは、

ハリー・ポッターは、グリンゴッツ魔法銀行のベラトリックス・レストレンジの金庫に分霊箱があるのではないかと疑う。ドビーを埋葬した後、ハリーはロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーと一緒に侵入するのを手伝ってほしいと、ゴブリンのグリップフックに頼む。グリップフックはグリフィンドールの剣と引き換えに承諾する。杖職人のオリバンダーは、マルフォイ邸から持ち出した2本の杖はベラトリックスとドラコ・マルフォイのものだったとハリーに告げる。オリバンダーは、ドラコの杖はドラコから杖を奪ったハリーへ忠誠を変えたと気づく。分霊箱であるヘルガ・ハッフルパフのカップがベラトリックスの金庫で見つかるが、グリップフックはグリフィンドールの剣を奪い3人を置き去りにする。警備員に追い詰められた3人は門番のドラゴンを自由にし、その背中に乗ってグリンゴッツから脱出する。ハリーはグリンゴッツで盗まれたことに怒り狂うヴォルデモート卿の幻を見る。またハリーは、ロウェナ・レイブンクローにまつわる分霊箱がホグワーツに隠されていることに気づく。3人はホグズミードに姿をあらわし、アバーフォース・ダンブルドアに助けられた。アバーフォースはホグワーツへの秘密の通路を明らかにし、ネビル・ロングボトムが3人を案内する。
セブルス・スネイプはハリーが戻ってきたことを知り、ハリーを手助けする職員や生徒を罰すると脅す。ハリーはスネイプと対峙するが、スネイプはマクゴナガル教授との闘いの間に逃げる。マクゴナガルはホグワーツの皆を戦いに奮い立たせる。ルーナ・ラブグッドはヘレナ・レイブンクローの幽霊と話すようハリーに勧める。ヘレナは、母親の髪飾りにヴォルデモートが「闇の魔術」をかけたことを明かし、その髪飾りは必要の部屋のどこかにあるとハリーに告げる。秘密の部屋では、ロンとハーマイオニーがバジリスクの牙で分霊箱のカップを破壊する。ドラコ、ブレーズ・ザビニ、グレゴリー・ゴイルは必要の部屋でハリーを襲うが、ロンとハーマイオニーが助けに入る。ゴイルは悪霊の火の呪文を放つが手に負えず命を落とし、その間にハリー、ロン、ハーマイオニーは箒に乗ってマルフォイとザビニを救って脱出する。外に出ると、ハリーはバジリスクの牙を髪飾りに突き刺し、ロンは髪飾りを猛火の中に蹴り入れる。ヴォルデモートの大群が攻撃する中、ハリーはヴォルデモートの心をよみ、ヴォルデモートの蛇のナギニが最後の分霊箱であることに気づく。舟小屋で3人は、ニワトコの杖はスネイプが死ぬまでヴォルデモートに仕えることはできないとヴォルデモートがスネイプに話すのを耳にする。それからナギニはスネイプに激しく襲いかかる。スネイプは死ぬ間際、ハリーに自身の記憶を渡す。一方、フレッド・ウィーズリー、リーマス・ルーピン、ニンファドーラ・トンクスはホグワーツの混乱の中で殺される。
ハリーは憂いの篩でスネイプの記憶を見る。スネイプは、自分をいじめていた、ハリーの亡き父ジェームズを軽蔑していたが、ハリーの母リリーを愛していた。リリーの死後、スネイプはヴォルデモートからハリーを守るため、デス・イーターの二重スパイとしてアルバス・ダンブルドアと協力した。またダンブルドアは自身の死期が近づくなか、スネイプに自分を殺すよう計画を立てていたことをハリーは知る。ハリーをグリフィンドールの剣へ導いた守護霊の雌鹿を呼び出したのもスネイプだった。また、ヴォルデモートが呪文でハリーを最初に殺せなかったとき、偶然ハリーが分霊箱になったことをハリーは知る。ヴォルデモートはハリーの内にある魂の欠片を破壊するためにハリーを殺さなければならない。ハリーは、形見の金のスニッチに収められていた蘇りの石を使い、両親、シリウス・ブラック、リーマスの霊を呼び出す。彼らはハリーが禁じられた森でヴォルデモートに降伏する前に、ハリーを安心させる。ヴォルデモートはハリーに死の呪いを放ち、ハリーは辺獄で目を覚ます。ダンブルドアの霊が現れ、ハリーはたった今ヴォルデモートから解放され、元の体に戻るか前に進むか選択できると説明する。ハリーは前者を選ぶ。
ヴォルデモートはハリーの死体を見せ、ホグワーツの降伏を要求する。ネビルが抵抗し組分け帽子からグリフィンドールの剣を引き抜くと、ハリーは自分が生きていることを明かし、マルフォイ一家と他のデス・イーターたちはハリーがまだ生きているのを見て戦意を失い、ヴォルデモートの元を離れる。ハリーが城中でヴォルデモートと決闘するあいだ、ロンの母モリーは大広間でベラトリックスを殺し、そしてネビルはナギニの首を切りおとして最後の分霊箱を破壊する。エクスペリアームスの呪文で死の呪いをそらし、闇の帝王に跳ね返して、ハリーはついにヴォルデモートを打ち破る。戦いのあとハリーは、ヴォルデモートがニワトコの杖を支配したことは一度もないとロンとハーマイオニーに説明する。天文台の塔の頂上で、ニワトコの杖の前の所有者であるダンブルドアを武装解除したドラコをハリーが武装解除したことで、ニワトコの杖はハリーが真の所有者であると認識した。ハリーはニワトコの杖を手に入れず、それを破壊する。
19年後、ハリーとその友人たちはキングス・クロス駅でホグワーツへ出発する子供たちを誇らしげに見守った。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

スネイプの涙から知る真実

今まで、このシリーズの映画7作を観てきた。
その内容の中に、スネイプを養護できるシーンは、ほとんどなかった。
ただ、何だか憎めない何かがある。
それを、この最終作で種明かしされている。
まさに「大どんでん返し」である。
スネイプは、実はいい人だった。
ハリーの父にはいじめられたが、母(リリー)には幼少期から相当な恋心を持っていた。そして、リリーの死後も、彼女を思い続けていたのである。
また、ダンブルドアを殺したのも、彼自身から頼まれていたことだったのだ。それら過去を振り返ると、スネイプは実に可哀そうな感じがするのだ。
最終的に、敵に殺されてしまうが、ハリーに涙を取らせ、記憶を呼び起こさせる。
それにより、真実が明らかになるのである。

最終作でも、名言が目白押し

ハリーポッターの作品の中には、名言が散りばめられている。
そして、その名言には様々な種類があるが、ボクが好きなのはユーモアがある名言である。

*「6カ月ぶりの再会なのに、兄貴は無視かよ!」

これは、ロンから出たセリフである。6か月ぶりにジニーと再会。でも、彼女の視線はハリーにしか向いていない。そこで出たセリフである。
ついつい吹き出しそうになる。ロンは結構こんなセリフをたくさん出してきてくれたと思う。

*「この呪文を一度は使ってみたくて」

ミネルバ・マクゴナガルから出たセリフである。たぶん、最終的な危機に陥ら慣れれば、絶対に出すことのない呪文。本当は、相当恐ろしい状況にある中で、ほっとさせられるユーモアのあるセリフである。

*「ルーナはどこ?命のあるうちに、この気持ちを伝えたい」

ちょっと内気なネビルが言ったセリフである。本当に、何だか心が熱くなるようなセリフだった。この言葉がネビルから出されたのも、相手がルーナなのも、感動ものである。

他にもたくさんあるが、この辺にしておきたいと思う。

19年後のシーンに、なぜか涙腺が緩む

そして何よりも、19年後のシーンが、一番ボクの中でのお気に入りのシーンである。
ハリーとジニーは結婚し子どもがいる。ロンとハーマイオニーも同じである。
そして、自分たちがそうだったように、学校に行くためのホームにいる。
そこに見えるのが、マルフォイ。彼も同じように子どもを学校に送り出しに来ている。しかし、ハリー達との間に以前のような、敵対関係はなく穏やかである。これだけでも涙腺は緩む。
そして、何よりも、ハリーの子ども(男の子)に着けて名前が、ダンブルドアとスネイプの両校長の名前をもらっていた点である。

平和なシーン。
そして、すっかり大人になったハリー達。

もう、このシーンだけで、満足である。

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