映画「マリアンヌ」を観て
12月17日「マリアンヌ」という映画を観た。
英題は「 Babette's Feast」。2016年のアメリカ映画で、ロバート・ゼメキス監督の作品だ。
キャストは、マックス役のブラッド・ピット、マリアンヌ役のマリオン・コティヤール、アナ役のラフィー・キャシディ、ジャレッド・ハリスなどである。
あらすじは、
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
母は自分の命を投げ出しても、子を守る
母親とは、自分の命を投げ出しても、子どもを守るものなのかもしれない。
最後のシーンを見てそう思った。
自分は死んでも、子供のアナはこれから先、夫が守ってくれる頃を信じて銃口を自らに向けるのである。
そして、映画のラストシーンでは、アナに向けたマリアンヌのメッセージが流れる。彼女も、自分の正体がばれたことは分かっていたのだ。
それでも、家族を持つ幸せを知った女性は、すっかり母親になっていた。
妻がスパイとわかっていても、殺害を選べない
一方、マックスの気持ちを考えると、居たたまれない気持ちにもなる。
青天の霹靂。妻が、まさかドイツのスパイだとは・・・。
その真偽を調べるために、軍からは禁じられてはいたが、自ら調べ始める。
そして、彼女がスパイであることの確証を得る。
でも、子どもも生まれ、彼女と過ごした幸せな家族の時間は、妻の殺害を選ぶことなど到底できないのである。
そして逃亡を図る。そこには、決してうまく行くことのない、現実が待っていた。
スパイ活動は、実際にリアルなんだろうと感じる
モロッコでの、スパイ活動。
この物語の序盤であるが、すごいと感じた。バレるわけがないくらい、裏の裏まで用意している姿に脱帽である。
リン鉱石の化学式を書いてほしいと、ドイツ側に人間に言われるが、そこはスパイ。難なく、化学式を書く。
そして、パーティに潜入するのである。
テロ行為をしているときに、銃で撃ちまくるが、それを驚きの目で見ているドイツの知り合い女性の目が、印象的であった。
いつも、この類のスパイ映画を観るたびに思うのは、実際にもこの世の中はスパイが沢山いるということ。
ボクらの周りにも、何気ない顔をして、生活しているかもしれない。そう考えると、何だか恐ろしさを感じてしまうのだ。
ブラッドピットの映画は全部観たい
今回この映画にたどり着いたのは、「ブラッド・ピット」で検索したからである。
実際にたくさんの彼の出演作を観てきたが、ほとんど外れたことが無い。
なので、また彼の映画を観てしまうのである。
まだまだ、ブラピの出演作は制覇していない。
今後も、彼の映画を積極的に観たいと思うのだ。
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