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映画「マリアンヌ」を観て

12月17日「マリアンヌ」という映画を観た。
英題は「 Babette's Feast」。2016年のアメリカ映画で、ロバート・ゼメキス監督の作品だ。

キャストは、マックス役のブラッド・ピットマリアンヌ役のマリオン・コティヤールアナ役のラフィー・キャシディ、ジャレッド・ハリスなどである。

あらすじは、

第2次世界大戦下の1942年、工作員のマックス・ヴァタン(ブラッド・ピット)はフランス領のモロッコに潜入し、先に準備を進めていたマリアンヌ・ボーセジュール(マリオン・コティヤール)と合流して偽りの夫婦を演じ始める。10日後に開かれるパーティーに招待客として入り込む準備を進めるうち、マックスとマリアンヌは次第に惹かれあっていく。問題なくパーティーに入り込み、無事にナチス・ドイツの要人暗殺任務を成功させたマックスは、脱出する車の中でマリアンヌにプロポーズをする。イギリスで結ばれた2人の間には娘のアナも生まれ、生活は幸福に満ちていた。
ある日、久しぶりの休暇を過ごすマックスに軍から急な呼び出しがかかる。マックスはVセクションの男と会い、マリアンヌがドイツのスパイかもしれないと告げられる。動揺するマックスに、本物のマリアンヌは既に死んでおり、暗殺した要人もナチスにとって邪魔な存在だったことも明かされる。軍はマックスにだけ偽の情報を伝えることで、72時間以内にマリアンヌがスパイかどうかを確かめようとしていた。
翌朝、妻の無実を信じるマックスは真偽を確かめるため、本物のマリアンヌに助けられた男に妻の写真を見せようとするが、うまくいかない。夜に自宅で開いたパーティーでは、マリアンヌに近付く怪しい男がいたり、軍の人間からは忠告を受けるなど、焦燥感だけが募っていく。
マックスは休暇の最終日を家族3人で穏やかに過ごすと、ディエップにいる工作員へ補給物資を届ける飛行機に自ら乗り込み、本物のマリアンヌを知るポール・ドラマールに会いに行く。ドラマールは泥酔して警察に捕まっていたが、なんとかマリアンヌの情報を聞き出すことができた。
朝になり、自宅へと戻ってきたマックスがマリアンヌに情報通りのピアノ演奏を求めると、彼女は観念して自分が本物のマリアンヌではないこと、自由になりたかったが見つかってしまい、脅されて仕方なく情報を流したことを告白する。軍が決めた72時間の期限が迫る中、自らマリアンヌを殺さなければ自分も殺されるマックスは家族3人で逃げる覚悟を決めるが、既に軍はマリアンヌがスパイであるという確証を得ており、逃亡は失敗してしまう。夫と娘を生き残らせるため、マリアンヌは銃を手にすると自ら頭を撃ちぬく。

出典:Wikipedia

と、いった内容。

で、観終わっての感想。

母は自分の命を投げ出しても、子を守る

母親とは、自分の命を投げ出しても、子どもを守るものなのかもしれない。
最後のシーンを見てそう思った。
自分は死んでも、子供のアナはこれから先、夫が守ってくれる頃を信じて銃口を自らに向けるのである。
そして、映画のラストシーンでは、アナに向けたマリアンヌのメッセージが流れる。彼女も、自分の正体がばれたことは分かっていたのだ。
それでも、家族を持つ幸せを知った女性は、すっかり母親になっていた。

妻がスパイとわかっていても、殺害を選べない

一方、マックスの気持ちを考えると、居たたまれない気持ちにもなる。
青天の霹靂。妻が、まさかドイツのスパイだとは・・・。
その真偽を調べるために、軍からは禁じられてはいたが、自ら調べ始める。
そして、彼女がスパイであることの確証を得る。
でも、子どもも生まれ、彼女と過ごした幸せな家族の時間は、妻の殺害を選ぶことなど到底できないのである。
そして逃亡を図る。そこには、決してうまく行くことのない、現実が待っていた。

スパイ活動は、実際にリアルなんだろうと感じる

モロッコでの、スパイ活動。
この物語の序盤であるが、すごいと感じた。バレるわけがないくらい、裏の裏まで用意している姿に脱帽である。
リン鉱石の化学式を書いてほしいと、ドイツ側に人間に言われるが、そこはスパイ。難なく、化学式を書く。
そして、パーティに潜入するのである。
テロ行為をしているときに、銃で撃ちまくるが、それを驚きの目で見ているドイツの知り合い女性の目が、印象的であった。
いつも、この類のスパイ映画を観るたびに思うのは、実際にもこの世の中はスパイが沢山いるということ。
ボクらの周りにも、何気ない顔をして、生活しているかもしれない。そう考えると、何だか恐ろしさを感じてしまうのだ。

ブラッドピットの映画は全部観たい

今回この映画にたどり着いたのは、「ブラッド・ピット」で検索したからである。
実際にたくさんの彼の出演作を観てきたが、ほとんど外れたことが無い。
なので、また彼の映画を観てしまうのである。

まだまだ、ブラピの出演作は制覇していない。
今後も、彼の映画を積極的に観たいと思うのだ。

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