8月15日、「ガンジー」という映画を観た。原題は「Gandhi」。1982年のイギリス・インド・アメリカの合作映画で、リチャード・アッテンボロー監督の作品だ。
キャストは、マハトマ・ガンディー役のベン・キングズレー、ジャワハルラール・ネルー役ロシャン・セス、ムハンマド・アリー・ジンナー役のアリク・パダムゼ、マーガレット・バーク=ホワイト役のキャンディス・バーゲンなどである。
といった内容。
で、観終わっての感想。
歴史的人物を知るためには、映画がわかりやすい
いわゆる歴史的人物である「ガンジー」。断食をして、非暴力で民衆から支持を得て、インドの歴史では偉人と呼ばれる人物。
正直なことを言えば、それくらいしか知らない、というのが本音である。
今回映画を観て、ガンジーという人物がどのような中でそのような活動をしたのかが理解できた。
そう、偉人等の人生を知るためには、まず映画を観るのがわかりやすいのかもしれない。
もちろん、一方向からの視点なので、すべて正しいとは言えないかもしれないが、役に立つことは間違いない。
インドが現在に至る前の姿を、知ることができた
インドという国のこと。
興味が無ければ、全く知らない人もいることだろう。
ボクも、そんなに詳しいわけではない。
現在においてのインドは、人口は世界的一の多い国であり、最近はIT先進国だと思う。
では、今に至るまでにインドはどのような道のりを歩んできたか。
この映画の中で、ガンジーの生きた時代だけではあるが、歴史を知ることができた。
そういう点でも、この映画を観て良かったと思う。
今の人たちに響くかは分からない
1982年の映画である。結構前の作品だ。42年前か・・・。
当時はガンジーの名前は良く知られていたが、今はどうなのだろう。
そして、今の人たちは、この映画を観て何を感じるのだろう。そのように思ってしまう。
ボクが感じたのは、宗教対立の怖さである。
日本にいるとあまり感じないが、世界には国内で宗教対立をしている国もある。この時代のインドでも、回教とヒンズー教徒の対立が、人の命を奪っていた。
この映画を通して、歴史的なできごとを知ることができた。書籍では決して読まないと思うことを映画で知ることができる。
映画の良さとは、こういうところにもあるかもしれない。