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映画「パルプ・フィクション」を観て

7月21日、「パルプ・フィクション」という映画を観た。原題は「Pulp Fiction」。1994年のアメリカ映画で、クエンティン・タランティーノ監督の作品だ。

キャストは、ヴィンセント役のジョン・トラボルタ、ジュールスサミュエル・L・ジャクソン、ミア・ウォレス役のユマ・サーマン、ブッチ役のブルース・ウィリスなどである。

あるレストランにて、不良カップルのパンプキンとハニー・バニーが話をしている。2人はしばらく語った後、レストランでの強盗を企み拳銃を抜き店内に怒声を発する。ギャングの殺し屋、ヴィンセントとジュールスはくだらない話をしながら、ギャングのボスの顔に泥を塗り裏切った青年グループらの部屋を訪ねる。
ギャングのボスであるマーセルスから彼の愛妻ミアの世話を頼まれたヴィンセントは、彼女の望むまま食事や一緒にダンスをして時を過ごす。ミアがヘロインをコカインと間違えて鼻から吸引してオーバードースを起こしたことから、ヴィンセントは知り合いの売人を頼る。
落ち目のボクサーであるブッチは、ギャングのボスのマーセルスから、大金と引き換えに八百長試合を持ちかけられて承諾するものの、ブッチはこれを裏切る。マーセルスからの報復を怖れたブッチは、恋人のファビアンと逃走を図る。ところが、ファビアンが形見の金時計を置き忘れてきたことが発覚し、ブッチは金時計を回収しにファビアンが住んでいたアパートに戻る。
マーセルスの顔に泥を塗った青年グループからアタッシュケースを取り戻したヴィンセントとジュールスは、ヴィンセントが誤射して殺してしまったマーヴィンの死体の処理に困り組織の掃除屋のウルフを頼る。
プロローグのシーンに戻り、「ボニーの一件」を終えたヴィンセントとジュールスが、レストランで朝食を摂っていると、パンプキンとハニー・バニーのカップルが店内で強盗を始める。強盗はジュールスに銃を向ける。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

タランティーノ監督らしい作品

タランティーノ監督らしい、独特の世界が広がる作品だった。
ちなみにボクは、彼の作品が好きである。
きれいごとではない、人間の汚い部分もしっかり見せてくれる作品を作る監督だからである。
今回観たこの作品も、タランティーノワールドが繰り広げられていた。

ずっと、この女性が主役だと思っていた・・・

内容は知らずにこの作品を観たのだが、作品を観る前に出てくるのは女性(ミア・ウォレス役のユマ・サーマン)の姿ばかり。なので、きっとこの人が主役だと思っていた。しかし、実際に見てみるとこの女性の存在は、主役とは程遠いものだった。このあたりも、監督の策略か?(笑)と思ってしまうのだ。どんな映画なのだろうと、なんだか観たくなってしまう人も当時いたのではないだろうか。

あれっ?主役が映画の途中で死んでしまう

主役は恐らく、ヴィンセント役のジョン・トラボルタであろう。しかし、彼は映画の途中でいとも簡単に殺されてしまう。あれ?彼が主役じゃなかったの?と驚いてしまったのが正直なところ。でも、なるほど、時系列がこの映画の中では入り組んでいるのである。なので、ヴィンセントは映画の最後にも出てくるのである。

細かいところがグロい

さすがタランティーノ監督。細かいところがグロい。
車の中での誤射による血だらけになるシーンや、ミアが薬で死にそうになるシーン。そして、ブッチとマルセールスが店で犯されそうになるシーンなど。日常世界では見ることができないグロさを、スクリーンに映し出している。きれいごとだけではない彼の世界観が描き出されている。

タランティーノ監督の作品は、きっと好き嫌いがはっきりするのではないかと思う。嫌いな人はとことん嫌いかもしれない。
ボクは、彼の作品は結構好きである。




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