映画「パルプ・フィクション」を観て
7月21日、「パルプ・フィクション」という映画を観た。原題は「Pulp Fiction」。1994年のアメリカ映画で、クエンティン・タランティーノ監督の作品だ。
キャストは、ヴィンセント役のジョン・トラボルタ、ジュールス役サミュエル・L・ジャクソン、ミア・ウォレス役のユマ・サーマン、ブッチ役のブルース・ウィリスなどである。
といった内容。
で、観終わっての感想。
タランティーノ監督らしい作品
タランティーノ監督らしい、独特の世界が広がる作品だった。
ちなみにボクは、彼の作品が好きである。
きれいごとではない、人間の汚い部分もしっかり見せてくれる作品を作る監督だからである。
今回観たこの作品も、タランティーノワールドが繰り広げられていた。
ずっと、この女性が主役だと思っていた・・・
内容は知らずにこの作品を観たのだが、作品を観る前に出てくるのは女性(ミア・ウォレス役のユマ・サーマン)の姿ばかり。なので、きっとこの人が主役だと思っていた。しかし、実際に見てみるとこの女性の存在は、主役とは程遠いものだった。このあたりも、監督の策略か?(笑)と思ってしまうのだ。どんな映画なのだろうと、なんだか観たくなってしまう人も当時いたのではないだろうか。
あれっ?主役が映画の途中で死んでしまう
主役は恐らく、ヴィンセント役のジョン・トラボルタであろう。しかし、彼は映画の途中でいとも簡単に殺されてしまう。あれ?彼が主役じゃなかったの?と驚いてしまったのが正直なところ。でも、なるほど、時系列がこの映画の中では入り組んでいるのである。なので、ヴィンセントは映画の最後にも出てくるのである。
細かいところがグロい
さすがタランティーノ監督。細かいところがグロい。
車の中での誤射による血だらけになるシーンや、ミアが薬で死にそうになるシーン。そして、ブッチとマルセールスが店で犯されそうになるシーンなど。日常世界では見ることができないグロさを、スクリーンに映し出している。きれいごとだけではない彼の世界観が描き出されている。
タランティーノ監督の作品は、きっと好き嫌いがはっきりするのではないかと思う。嫌いな人はとことん嫌いかもしれない。
ボクは、彼の作品は結構好きである。
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