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初恋という狂気の日々

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自分が体験した 初恋の思い出です 笑い話のつもりで皆さん読んでいただければ幸いです
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#クラス

初恋という狂気の日々 第四十章〜四十一章

第四十章 好きな人前章から数週間が過ぎて、体育大会の時期が近づいてきた。自分のクラスは程よく盛り上がりつつ楽しむ雰囲気となっていた。

私は並び順的に近い 美人さんに話しかけた「仲良い温厚は生徒会役員だから、管理者席に行っちまって ちょい退屈そうだな」

美人さん「そうなのよ〜 私を置いて許せない」 

私「置いていったとは違う気もするけど…(苦笑)」

美人さん「でもテラバドも 詞ちゃんが遠くな

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初恋という狂気の日々 第三十章〜三十一章

第三十章 衝撃前章から数日が経ち いよいよ本格的に授業が始まる 頃合いとなった  また同時に修学旅行が早めなので、その準備も行うこととなる

その為 初期の席順から一転して、修学旅行の班に沿う形での席替えが班構成の発表と同時に行われた

温厚さんが班長に抜擢され、温厚さんと仲が良い美人さんと私も同じ班になり 席は美人さんの隣となった 美人さんが「よろしくね〜」と笑顔で話しかける
私も「よろしく〜」

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初恋という狂気の日々 第二十章〜第二十一章

初恋という狂気の日々 第二十章〜第二十一章

第二十章 疑心暗鬼お互い年賀状も渡し終え、冬休みが明けた

この頃になると、特にゴタゴタも起こらず月日は流れ 2月末となり
絢辻さんの精神も穏やかになったと思っていた矢先だった… 

絢辻さんと遊んでいた時に 絢辻さんと仲が良かったクラスメート(独特な人なので、独特さんと表記する)の話題を私が出した

ここで軽く独特さんについて人物紹介
独特さん 
・メンヘラ気質
・よく絢辻詞さんと話してる
・私

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初恋という狂気の日々 第十八章

初恋という狂気の日々 第十八章

 第十八章 噂の収束は突然に…… 合唱コンクールの練習も終盤に差し掛かり、クラスも比較的まとまってきていた
そうして 合唱コンクールは無事終わり 絢辻さんのリーダシップもあってか優秀賞が取れた
最優秀賞は温厚さんのいるクラスだった記憶がある

そして数日後に行事で頑張っていた人を学年で表彰するみたいな会が開かれた 絢辻さんはもちろん選ばれていたし、他クラスだと温厚さん(第十二章 参照)等といった

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初恋という狂気の日々 第十一章

初恋という狂気の日々 第十一章

第十一章 内に秘める疑念そして決意 楽しかった春休みも終わり 中学校の入学式の日となった 前章でも書いた通り 私の小学校は9割同じ中学に進学する そしてそこに別の小学校から進学する人が組み合わさる感じである

なので 新しい学校生活という新鮮さはあまりなく とりあえず今までより忙しく勉強が難しいなる位の認識であった

そして来る当日 まず最初にクラス名簿が配られる
私は幼稚園から仲良しだった友人が

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