水たまり

仕事で精神を病んだ拙い字書きオタクです。日々のよしなしごとを書いています。

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  • 二次創作と自分

    二次創作をしていて感じたことや自分の考えをただただ書き綴ったものたちです。

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自己肯定感最低女と二次創作

私は自己肯定感が恐ろしく低い。地を這っているのがデフォだ。 褒められて調子に乗る時もあるが、「調子に乗ったら罰が当たる」と怖がってすぐ正気に戻る。 が、今回はいつもより少し調子に乗って書いてみたいと思う。 私は幼い頃から絵を描くのが好きだった。美術部に入っていたこともあって小中の友人は絵を描く人がほとんどだった。 多分、世間一般からしたら私は「絵が描ける」方の人種だと考えられる。というか、(生業にしている人は別として)普通に生活していて余程の機会がない限り絵を描くことはない

    • 寂しさと普通

      近頃、久し振りに実家に帰りたいような気がして何とはなしに幼少期を思い出した。 以前の記事でも書いた気がするが、私は幼い頃に骨折と病気で計2度の入院を経験した。骨折の時はまだ物心ついていないくらいの幼さだったのでほとんど記憶はない。あるとしたら退院して風呂に入る時にギプスを付けた腕をビニール袋でぐるぐる巻きにされたことだろうか。 病気の時は朧気だが覚えている。 初めて行った大きな病院の広い待合室で、母から「入院するよ」と言われた。幼くて、さらに高熱を出していた私はよく分から

      • 余裕の尺度

        自分に余裕があるかどうか、食事に表れるように思う。 凡そ以下の4パターンと言えるだろう。 ①金銭的、精神的に余裕がある 多少手の凝ったものでも自分で作って食べる。 外食することに躊躇いがない。頻繁に人を誘ってご飯に行きたがる。一人でもわざわざちょっと遠出をして食べたいお店のご飯を食べる。 ②金銭的には余裕があるが精神的な余裕はない 外食もしくはテイクアウト・お惣菜など。 精神的に余裕がない時の仕事終わりは一刻も早く家に帰りたいので外食を選ぶことが少ない。 ③金銭的な余裕

        • 不幸と生

          以前とは違う「死」を意識していた。 一年半くらい前は、「こんなに辛いのなら生きていても」なんて考えだった。それは精神を患って、そんな思考になっていた。今はどうだろうかと言えば。生活があまりにも困窮していて、「こんなに生きていくのが大変ならば」と思っている。 転職活動が上手く行って欲しい気持ちと、不自由のない生活をしていきたいという気持ちは私にとって両立が困難らしかった。 訳あって貯金はなく、派遣の仕事をしていないと税金やら家賃やらを払うのもやっと。そしてカードローンを利用

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        自己肯定感最低女と二次創作

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          5本

        記事

          不確定

          私は友達に恋愛相談すらできない臆病者だったらしい。 久し振りに会った友達に一つ話を聞いてもらおうと思っていたのになかなか言い出せずにいた。 軽くジャブを打つ気持ちで「そういば10年以上の付き合いになるのに恋愛関係の話をしたことないよね」と言ってみたら「する必要ある?」と返されたので意気消沈したのはかなり大きかった。 そうなのだ。今までの私の交友関係といえばオタクばかりで、「恋人なんていらない(人によっては二次元に恋人がいる)」ような人がほとんどだった。私も例に漏れず「彼氏

          策略

          ふと思い至る。 次の出勤日には今の職場を離れてしまう訳だし、「お世話になりました」という名目で想い人に贈り物をするのはどうだろうかと。ついでにメッセージカードに告白とまではいかないが、好意が伝わるような言葉を書き添えればいいのではと。仕事終わりに「渡したい物がある」と言って一分でも時間を作ってもらえれば少しでも一緒に居られる時間が長引くんじゃないかとか、そんな淡い期待もある。 もうこの際、結ばれなくてもいいからせめて「いい人」であったと思ってもらいたい。いつかは忘れられてい

          切望

          想い人と同じ職場で過ごせるのも残すことあと2日になってしまった。 前よりは仲良くなったかも、くらいで特筆すべき進展はないまま。相手の仕事も立て込んでいて合間に話す時間も減っていた。今日はあまり顔を合わせる時間もなくて寂しい気持ちに満たされた。 一人で考える時間が増えるほど、やっぱり向こうは私のことなんて何とも思ってないんだろうと思うようになる。 この前の食事だって彼が優しいから時間を作ってくれただけだろうとか。私みたいな器量も悪くて可愛げのない女は好きじゃないだろうとか。仕

          滞留

          好きな人と食事に行った。 それを果たして「デート」などと呼んでいいのかは分からない。 食事に誘ったのはこちらだったが、店を決めて予約までしてくれたのは向こうだった。駅から店までの道のりを調べて連れて行ってくれたことにも礼を言っていたら「こういうのは男がやるのが当たり前でしょ」なんて返ってきて、形容し難い喜びにマスクの下で変にニヤけた。 さぁいざ食事だと思ったが、夕方とはいえまだ暑い中暫く歩き回っていたせいか体調が悪くなっていた。情けなくなりながらも相手に体調不良の旨を伝え

          歓喜

          好きな人とようやく連絡先の交換が出来た。ようやく一歩前進かもしれない。 平然を装って「今度ご飯行きませんか?あ、連絡取れないと不便なのでライン交換とかできますかね?」なんて頭の中で何回もシミュレーションした言葉を言った。 無事に連絡先をゲットし、食事に関しては「今度日程決めましょう」と向こうから言ってくれて嬉しかった… その1分あったかどうかのやり取りでもう心臓がバクバクして、話終わって別れた後はもう荒ぶる感情を抑えるのに必死だった。 ラインを交換したし、とりあえず当た

          安心と猜疑心

          情けない片想いが続いている。 何をしていてもうわの空になってしまうし、しきりに占いサイトなどを覗いてしまう始末。 物は試しと思って占いアプリの掲示板的な場所に片想いの状況について相談したところ、「振られるのを恐れてアクションを起こさないなら貴方にとってそれまでの相手なのだろう(要約)」といった内容が返ってきて少し落ち込むなどした。 まぁ確かに。正論ではあるのだ。 結局は占いというツールを通して背中を押してもらいたいだとか、ポジティブな気持ちになりたいだとかそういう魂胆なの

          安心と猜疑心

          慕う

          多分、これが恋なのだろうかと思った。 仕事を辞めて、ただ転職活動するだけでは稼ぎがないと始めた派遣の仕事。倉庫での仕事は自分が直接「顧客」と関わらないから楽だったし、他の派遣の人たちと少し違う業務に当たっているので派遣同士の諍いに巻き込まれることもない。 正社員で働いていた時よりも収入は少ないが、こんなに仕事が嫌にならないのは初めてのことだった。 転職活動が難航していて未だにずるずると派遣の仕事を続けているのだが、会いたいと思う人がいるおかげで前向きになっていた。 勿論

          吐き気と吐き出す言葉

          去年、親から貰った新茶を今になって飲んでいる。透き通った緑が綺麗で、もっと早く飲んでおけば良かったと思った。 一週間ほど前、仕事を辞めた。 後悔はしていない、が、何だか身体が思うように動かない。 退職の翌日から眩暈がしている。 少しの頭の動きや眼球の動きで吐き気がする。 原因は何となくわかっている。 先行きの分からない不安からくるストレスとか、不規則な生活とかそんな所だろう。 もしかしたら適応障害で処方されている薬を飲まないことが増えてきているのもあるかもしれない。 こ

          吐き気と吐き出す言葉

          馬鹿みたいに苦しいから

          ひどい無気力感に襲われた。 およそ一年振りくらいかもしれない。 仕事に行きたくないと強く思って欠勤した。 ベッドから起きられなかった。 仕事に行かなきゃと思うほど心臓がバクバクとして苦しかった。 私が仕事を辞める意思を固めつつあると知っている上司に今日休む旨を連絡した。その時、幾分か声に冷たさを感じた。 あの人は自分の手から駒が離れると知ると手の平を返すように態度を変えるのだ。ああ、嫌だなと思った。 ほぼ一日ベッドから動けず、ようやく起き上がったのが夜の7時だった。 そ

          馬鹿みたいに苦しいから

          月日

          noteで初めて記事を投稿してから一年が経過したらしい。 前の会社を休職してからも一年。前職を辞めて、今の会社に勤めてからは9ヶ月が経過したらしい。 長いようで短くて、毎朝毎晩と薬を飲むことにもすっかり慣れていた。 ふと私はいつまでこの薬を飲み続けるのだろうかと疑問に思うこともある。けれどそれを誰かに話す機会はなく現在に至る。 口癖のように「会社を休みたい」と言うのだが、その実以前のような休職期間に戻りたくはないという想いもある。 「休もう」という意識が裏目に出ていて疲れ

          「一人」の責任という気楽さ

          そういえば私は「連帯責任」という言葉が嫌いだった。 一般的にもいい意味を持たない単語ではあるが、明確に嫌いだと感じたのはやはり実体験に基づくからで。 高校生の頃だった。 一つのグループで学校内の施設に二泊三日で滞在し、家事を何から何まで自分たちでやるという家庭科のカリキュラムがあった。 少し古臭い考えを持つ女子校だったからか、まあ「女性であれば家事をひと通り出来るように」という思惑があってのことだろう。 私はこのカリキュラム、グループ分けの時点で最悪なものになることを察し

          「一人」の責任という気楽さ

          日記

          前回の投稿からかなり時間が経った。 仕事を始めて忙しくなって病んでる暇などなくなったいい証拠だと思っている。 新しい仕事はつらいことも多いが、前職ほどではなかった。 仲のいい同期もいて、先輩や上司も優しい人がほとんどで、業務がつらくても職場の環境がいいので釣り合いが取れている。 適応障害も少しずつ良くなってはいるのだろうが、まだ終わらない服薬にはうんざりしている。 病気じゃないと思いたいのに薬が私を病人たらしめる。 おまけに月一回の通院で良いとは言ってもその分の医療費が痛