自分でいうのも何だが、私は優しいと思う。 基本的に。 自分が損するくらいが丁度いい、 という父のモットーの元、他の人の気持ちを汲み取って、その人の為に動いて、自分…
とにかく、お腹が空いていた。 美術部という名の帰宅部だった高校生の私は、 帰宅から夕飯までの時間の繋ぎとして、 母によく焼きそばを作ってもらっていた。 歳の離れ…
誰も知らない、 現在の私は立派なアラフォー。 月並みだが、 オシャレすること、ファッションを知ることが小さい頃から大好きで、紆余曲折あったがアパレル関連の仕事を現…
タオルケット
2023年4月13日 22:44
自分でいうのも何だが、私は優しいと思う。基本的に。自分が損するくらいが丁度いい、という父のモットーの元、他の人の気持ちを汲み取って、その人の為に動いて、自分を犠牲にするのが美徳だと思っていた。「ひとのきもち」について小学校の時のエピソードがある。私が通っていた小学校では音読や国語に力を入れていて、当時では珍しかったであろうディスカッションなども子供達が積極的に行う環境で、度々研
2023年4月7日 13:20
とにかく、お腹が空いていた。美術部という名の帰宅部だった高校生の私は、帰宅から夕飯までの時間の繋ぎとして、母によく焼きそばを作ってもらっていた。歳の離れた姉達は早々に家を出て、父も帰りが遅くそれに合わせての夕飯だったので、末っ子の特権を駆使し、欲望のまま日々〝繋ぎ”の食事をオーダーしていた。母の作ってくれた焼きそばの中で、喜多方ラーメンの麺を使って、ウスターソースで炒める
2023年4月7日 04:20
誰も知らない、現在の私は立派なアラフォー。月並みだが、オシャレすること、ファッションを知ることが小さい頃から大好きで、紆余曲折あったがアパレル関連の仕事を現在はしている。地方出身者の私は大学進学時に上京。トウキョウで体験できるカルチャーや音楽、ファッションを存分に楽しみ、当然の如くヘアカラーも頻繁に行った。大学の恩師の方には、「タオルケットさんの髪の毛は常に紅葉しているね」と