厳しい女子校を卒業して厳しい親に内緒で髪を染めた小心者で無名のヒロインの話
誰も知らない、
現在の私は立派なアラフォー。
月並みだが、
オシャレすること、ファッションを知ることが小さい頃から大好きで、紆余曲折あったがアパレル関連の仕事を現在はしている。
地方出身者の私は大学進学時に上京。
トウキョウで体験できるカルチャーや音楽、
ファッションを存分に楽しみ、当然の如くヘアカラーも頻繁に行った。
大学の恩師の方には、
「タオルケットさんの髪の毛は常に紅葉しているね」と
言われるくらいだった。
そんな私が初めて髪を染めた日。
そしてそれを隠して過