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唐诗三百首:朗读〈終〉

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漢詩を三百首朗読していくマガジンです。 ときどき三国時代も。 書き下し文ではなく、中国語で読んでいます。 タイトルに◎が付いている詩は、解説記事があるので、 『唐诗三百首:解释』… もっと読む
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#三国志

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
曹丕の詩。
お気づきかもしれませんが、三国時代の詩は、写真の色味を変えています。曹丕が魏王となったばかりの頃に作った詩です。

ちなみに今日は夫の誕生日です。

清衣延贵客。明烛发高光。
丰膳漫星陈。旨酒盈玉觞。
弦歌奏新曲。游响拂丹梁。
余音赴迅节。慷慨时激扬。
献酬纷交错。雅舞何锵锵。
罗缨从风飞。长剑自低昂。
穆穆众君子。和合同乐康。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
三国時代から曹植の詩。
歳月が佳人の美しさを維持できないように、
自分もまた国のために能力を発揮できず終えてしまうことを嘆いています。

南国有佳人,容华若桃李。
朝游江北岸,夕宿潇湘沚。
时俗薄朱颜,谁为发皓齿?
俯仰岁将薯,荣耀难久恃。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
今回は三国時代の曹植の詩。
曹植は不遇のなかでその才能が開花しました。


高树多悲风,海水扬其波。
利剑不在掌,结友何须多?
不见篱间雀,见鹞自投罗。
罗家得雀喜,少年见雀悲。
拔剑捎罗网,黄雀得飞飞。
飞飞摩巷天,来下谢少年。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
諸葛亮孔明の詩。
詩というよりは、わが子に向けた手紙と言った方が良いかもしれません。

夫君子之行,静以修身,俭以养德。
非淡泊无以明志,非宁静无以致远。
夫学须静也,才须学也,非学无以广才
非志无以成学。淫慢则不能励精,
险躁则不能治性。年与时驰,意与日去,
遂成枯落,多不接世,悲守穷庐,将复何及!

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
曹植の詩。
三国志に詳しい方はすでにご存知かと思います。
私は三国志のドラマを初めてみたとき、感動して泣きました。

煮묘持作羮,
漉菽以力汁。
萁在釜下燃,
豆在釜中泣。
本自同根生,
相煎何太急

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
曹操の詩4連発の最後になります。
三国志・曹操は詩をたくさん残しているので、
また機会があれば紹介したいです。

息子の曹植の詩は録音済なので近々投稿します。

孟冬十月,北风徘徊,
天气肃清,繁霜霏罪。
鵾鸡晨鸣,鸿雁南飞,
鸷鸟潜藏,熊罴窟栖。
钱镈停置,农收积场,
逆旅整设,以通贾商。
幸甚至哉!歌以咏志。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
今回も三国志から曹操の詩。

东临碣石,以观沧海。
水何澹澹,山岛竦峙。
树木从生,百草丰茂。
秋风萧瑟,洪波涌起。
日月之行,若出其中。
星汉灿烂,若出其里。
幸甚至哉,歌以咏志。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
今回も三国志から曹操の詩。
やはり好きな作品だと読み上げに力が入ります。

神龟虽寿,犹有竟时。
騰蛇乘雾,终为土灰。
老骥伏枥,志在千里。
烈士暮年,壮心不己。
盈鏥之期,不但在天。
养怡之福,可得永年。
幸甚至哉,歌以咏志。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
今回は特別編として、東漢末年の曹操の詩。
三国志演義では赤壁の前に歌うシーンがありますが、
実は人材募集の歌だと言われています。


对酒当歌,人生几何?
譬如朝露,去日苦多。
慨当以慷,幽思难忘。
何以解忧?唯有杜康。
青青子衿,悠悠我心。
但为君故,沉吟至今。
呦呦鹿鸣,食野之苹。
我有嘉宾,鼓瑟吹笙。
明明如月,何时可掇?
忧从中来,不可断绝。
越陌度阡,枉

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唐诗三百首の中国語朗読音声です。
杜牧の詩。
タイトルからもわかる通り、三国志での赤壁の戦いの詩です。
三国志ファンとしては、読み上げに力が入ってしまって何度も録り直しました。


折戟沉沙铁未销,自将磨洗认前朝。
东风不与周郎便,铜雀春深锁二乔。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
刘禹锡の詩。
今回も三国志関連の詩です。
唐の時代にも三国志ファンは多くいました。

天地英雄气,千秋尚凛然。
势分三足鼎,业复五铢钱。
得相能开国,生儿不象贤。
凄凉蜀故妓,来舞魏宫前。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
杜甫の詩。
昨日に続き、この詩も三国志の情景を歌った詩です。
咏怀诸葛亮的诗。
如果我喜欢主题的话会有动力。

功盖三分国,名成八阵图。
江流石不转,遗恨失吞吴。

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
杜甫の詩。

タイトルから気づいた方も多いと思いますが、三国志が題材の漢詩です。

丞相祠堂何处寻?锦官城外柏森森。
映阶碧草自春色,隔叶黄鹂空好音。
三顾频烦天下计,两朝开济老臣心。
出师未捷身先死,长使英雄泪满襟!

唐诗三百首の中国語朗読音声です。
李白の詩。

これまで五言古詩を紹介してきましたが、今回は七言古詩です。言葉の表現が美しかったので、先に紹介しました。
明日、日本語訳と解説の記事を投稿予定です。
詩の中で三国志の時代にも触れており、そのことも次の記事でとりあげます。

七言のリズムに慣れておらず、お聴き苦しい箇所もありますが大目に見てもらえると嬉しいです。



弃我去者昨日之日不可留,
乱我

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