28歳までフリーターだった僕がコンサルタントになるまで⑥
こんにちは。
「ビジネスを再構築するスペシャリスト(BM設計士)」
熱海隆史(あつみ たかふみ)です!
28歳までフリーターだった僕が、コンサルタントになる。
と一言でお伝えすればそれまでですが、その道は平坦ではありませんでした。
平坦な道どころか、かなりデコボコの異質なルートだったように思います。
(詳しくは、前回までの記事①〜⑥を読んでもらえたら嬉しいです)
デコボコを乗り越えて、やっとのことコンサルタントになったものの。
そこからさらに、超絶デコボコの道が待っていました。
「感覚派」のMさんのやりかたにとことん染まり、
徹底的にMさんの元でやりぬいてなお、
僕には「感覚派のコンサルティング」ができなかった。
これは、徹底的にやったからこそ
「そのやり方ではできない自分」
を受け取ることができたとも言えます。
そんな痛い経験が、
「タイプがちがっていた」
「得意分野が単に違っていた」
ことに気づかせてくれたんです。
自分の内にないものは、作れない。
「自分のもっているもの」
の上にしか、強みは気づけない。
それを身をもって学んだ経験でした。
Mさんの「感覚的なマーケティング」タイプが
合わないと痛感した僕は、
その後、対照的なGさんの
「分析脳のマーケティング」タイプを
実践したときに、
ビシッ!
と自分の肌に合うことがわかりました。
僕はGさんの手法が合っていた。
経験を積んだ時間は、ムダではなかった。
「そうではない」ことを思い知るためにも、
きっと必要な時間でした。
同じコンサル業でも、
分野を変えることで
これほど結果が変わってしまうのだとわかった僕は、
僕に合った分野で力を発揮していきました。
月商30万から300万へ、そして1000万へ。
さらには、人にノウハウを教える立場へと世界が広がっていきました。
<月商200万から2700万へ。あるネットショップとの足かけ10年の関わり>
あるネットショップ事業の
コンサルタント契約を終えました。
コンサルの師匠、
Mさんから引き継ぎ、
ずっとコンサルティングとして関わっていた会社です。
それは広島のちいさな会社で、
ある時期しばらく離れていた時期もありましたが、
売上を上げたい、
事業を大きくしたいとのご依頼を受けて、
事業として大きく成長するまでの
再構築などの期間もふくめると、
まる10年もの期間、
関わったことになります。
振り返ってみると、
その会社のすべての「転機」に
僕が関わった、
思い入れのある会社です。
月商200万あたりで
低迷していたその会社を、
「やってみないか?」
とMさんから提案され引き継ぎ、
やれることのすべてを注いだ会社です。
広島でとてもいい商品をつくる、
女性ばかりの会社でした。
さまざまな施策をおこなううち、
赤ちゃん向けに特化した
「名入れのリュック」
という商品が当たりました。
結果、月商は2700万にまで上がりました。
会社としてめざましく成長していきました。
Mさんのやり方から、
Gさんのやり方へ方向転換し、
「分析脳」マーケティングの手法をとったことが
僕に合っていたと、数字が証明してくれたような気がしました。
僕に、できることがある。
ようやく、そんな風に思えてきたのです。
最初の頃は、失敗だらけ。
コンサルで食べていけるなんて、
これっぽちも考えられませんでした。
自信も実績もカラでした。
フリーターから社会人人生からスタートして、
失うものは何もないと思っていた状態から、
コツコツ、コツコツ、
それこそ爪に火をともすように、
「自分だけのやりかた」
をすこしずつ重ねていったように思います。
まじめでコツコツが取り柄のフリーターから、
まじめが報われるコツコツ型のコンサルタントへ。
世の中には、いろんなコンサルタントの方がいますが、
僕はずいぶん、
「深く・長く」
やるタイプのようです。
なので、正直、コンサルティングする企業の数は少ないです。
これは良し悪しではなく、
単純に、タイプが違うだけだと思っています。
たとえば「コンサルした会社が結果を出したら終わり」が
Mさんのスタイルでした。
僕は、それとは違うスタイルでした。
結果を出したあとも、
継続して関わっていくのです。
といっても最初は、
「なんとなく」
続いていったのがほんとうのところ。
僕がただ、もう少し・・・というか、かなり。
深く長く、一つの会社と関わりたくて、
そうしたくてそのやり方を選んでいました。
そんなことを繰り返しながら、
自分のスタイルが構築されていきました。
もうひとつ、僕のスタイルには
あまり他のコンサルタントには見られない
特徴がありました。
それは、僕の望むコンサルティングのポジション。
「先生」ではなく「社員」に近い場所から、
ディープに関わっていくのです。
もちろん、ほんとうの社員ではありません。
なんというか、外部社員(?)というのでしょうか。
とにかく、とにかく。
関わる会社に対して、
社員と同じ目線で関わるのが好きでした。
すると、不思議なことに、
会社の方々からかわいがられるのです。
(ねらっていたわけではないのですが・・・)
おそらく、こんなふうに思われていたのかも知れません。
「こいつ、外部のコンサルタントなのに、
やたら必死で自分たちの会社のことを考えてくれているな」
と。
合いそうな新しいノウハウを手に入れれば、
どんどん提案し、それを取り入れてもらえたりと
「実験」をたくさんさせてもらいました。
リスクのあることにも挑戦させてもらえたのはきっと、
僕の捨て身の関わりで、
企業との深いつながりをきずいていったから。
今までの行動で培われた信頼関係で、しっかり結ばれていたからです。
こちらの記事に続きます↓
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