とりほし

古希女子noteでクリエイター入門

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最近の記事

クリエイター投稿59回目 ナイトキャップ代わりに読むものいろいろ

お酒を飲む習慣がないので、どういうナイトキャップをどのタイミングで飲んで、それでもってどんな具合で眠りにつけるのかは知らない。 だからといって、今更お酒を飲むことを覚えて、ナイトキャップつきの眠りを開拓することもないだろう。 字が読めるようになって以来ずっと、必ず何かを読みながら眠りについてきたのだから、このままこれを続けることにする。 眠りにつく瞬間、つまり今日の最後の瞬間に何を読んでいるかということについては、かなり真剣に考えておく必要がある。 感情、神経、頭などを必要

    • クリエイター投稿58回目 芸能人、有名人というのは強くないとやってられないようだ

      またもや昔話を書こうと、(何しろ年中ステイホームなので、昔のことか本のことしか書くことがない) 確認したいこともあってスマホで調べたのはいいが、途中で知らなくてもいいことまでいやになるほど目にしてしまった。 そもそもは、毎日のように目にしたり耳にする「ジャニーズ」という言葉。 これでもって私の脳内スクリーンに映し出されるのは、50年も前のある劇場ロビーでの一シーンだ。 「イエス・キリスト・スーパースター」(再演以降はジーザス・クライスト・スーパースター) の初演で、開演前の

      • クリエイター投稿57回目 一億総コメンテーター化

        半世紀以上昔、古希女子が高校生だった頃、「漢文」の授業中、先生が言われた言葉を覚えている。「テレビは国民を総白痴化すると大宅壮一が言っているが、そう馬鹿にしたものでものない。」という言葉だ。「総」と「そう」、「白痴化」と「馬鹿」が、対になっているのが面白かった。この先生は、「あに図らんや」という文言があるとたいてい「おとうと知らんや」と付け足すので、言葉遊びがお好きだったのだろう。 言葉遊びはさておき、当時は各家庭が一台はテレビを持つようになった時代だ。それこそ老若男女誰も

        • クリエイター投稿56回目 襟なし、エプロンワーカーの時代

          20年以上も前に出版されたものだが、山根一真著「メタルカラーの時代」は読み始めたらやめられないほど面白い。図書館で借りた単行本の二巻目を読み終えたところ。写真や図版は紙の本の方が見やすいので、後に続く数冊の単行本も図書館から借りるとして、時々読み返すときのためにkindle版も全巻ダウンロードしておこう。 なにがそれほど面白いのかというと、メタルカラーの男たち(理由はわからないが今までのところ女は一人も登場していない) の物作りにかける熱い思い、大きなプロジェクトへの私心の

        クリエイター投稿59回目 ナイトキャップ代わりに読むものいろいろ

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        • クリエイター投稿57回目 一億総コメンテーター化

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          クリエイター投稿55回目 世界の終わりが近づいているのだと友は言う

          連日増え続けるコロナ感染者数、毎年繰り返される大雨による災害、頻繁に起こる地震。私は今コロナにも感染していないし、豪雨に見舞われた地域にも住んでいないし、地震により何かを壊されてはいないが、これはたまたま現時点ではそういうものから免れているだけのことだ。 去年の台風では4日間の停電を経験し、その時壊れた屋根の一部がまだ治っていないほどの影響を受けた。といっても、棟の一部がとれただけなので、私が回収して元のところに置いてガムテープで留めてあり、頼んである工務店がまだ来てくれな

          クリエイター投稿55回目 世界の終わりが近づいているのだと友は言う

          クリエイター投稿54回目 つぶやき返し?

          どういうものなのか見てみようとツイッターをはじめてみた。こういうときはどう言えばいいのだろう。会員になった、アカウントを作った、要するに、誰かのつぶやきを読めるようになった。誰かと言っても、知り合いでツイッターをやっている人はいないので、まずはトランプ大統領を筆頭に、TIMEだのニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、オックスファム、アルジャジーラだの思いつく限りの組織をフォローすることにした。日本では報道されないものとか、報道されたとしても扱い方の違いなどを知りたいと、面白

          クリエイター投稿54回目 つぶやき返し?

          クリエイター投稿53回目 本を読むのも植木の剪定も同じこと

          kindle で何冊くらい読んだのか考えたこともなかったが、「コンテンツの管理」によると600冊以上購入したことになっており、この90%は読んでいると思う。kindleで読むようになって5年経つから、一月10冊見当か。平行して図書館の本も借りられるだけ借りて読んでいるし、手持ちの積ん読本も少しずつ消化しており、本読み仕事は順調だ。お金を得る仕事からリタイアした古希女子にとっては、本を読むことが仕事になっているのだ。 もっとも、お金を得る仕事についていた頃も、私の中では本を読

          クリエイター投稿53回目 本を読むのも植木の剪定も同じこと

          クリエイター投稿52回目 芋づる式に本を読む

          コロナが終息するまでには読んでしまおうと考えていた「カンタベリー物語」と「次郎物語」を終息前に読み終えた。コロナのことを毎年流行するインフルエンザくらいに思っていたが、そんなに簡単に終わるものではなかったのだ。「次郎物語」を読んでいる中で「歎異抄」を読みたくなり、kindleにダウンロードしてあるから、次はこれを読むことになる。以前持っていた紙の文庫本の「歎異抄」は神田へ追いやってしまったので今度は電子書籍だ。本を読んでいて面白いのは、こんなふうに次から次へと読みたい本が現れ

          クリエイター投稿52回目 芋づる式に本を読む

          クリエイター投稿51回目 お金は大事、お金が大事、お金も大事。

          コロナ禍になる少し前のある午後のこと、小学生の通学路を自転車で通りかかったときに耳に飛び込んできた一人の女の子の言葉。 「教頭先生はああ言ってたけど、やっぱりお金が一番大事だよね。」 5年生くらいのその女の子は、そう言いながら一緒に歩いていたもう一人の女の子と笑い合っていた。そのあまりにも率直すぎる言い方に、こちらも笑ってしまったが。おそらく教頭先生は、思いやりだの親切だの愛情だのが大切なのだと、偉人の逸話を持ち出したりして小学生に教え諭そうとしたのだろう。その教頭先生の

          クリエイター投稿51回目 お金は大事、お金が大事、お金も大事。

          クリエイター50日目 切りがいいところでしばらく休もう

          ひょんな事から走りだしたクリエイター生活。連続50日投稿してきたが、この辺で「連続」は中断だ。投稿するたびに「連続投稿すてき」だの何だのと褒められるものだから、ここまでやってきた。もともと終活の一端としてnoteを利用させてもらおうと始めたことだったのだから連続にこだわる意味などないはずなのに、いつのまにか続けなければいけないような気持ちになっていた。そして、このまま「連続」し続けていって、万が一の事態が勃発したとき(四捨五入すると100歳の高齢者と同居しているので救急車、警

          クリエイター50日目 切りがいいところでしばらく休もう

          クリエイター49日目 まだまだ知らないことばかり

          つい最近、長年思い込んでいたあることが間違いだったと知らされた。 習慣が生まれつきの性質のようになることを指す「習い性となる」という言い方。これをこの歳まで「ならいしょうとなる」と思い込んでいたのだ。正しくは「ならい、せいとなる」なのだとニュースの解説をする若いアナウンサーに教えられた。慌てて電子辞書に当たると、なるほど「習い、性となる」と区切る、「ならいしょう、となる」「ならいせい、となる」とは読まない、と付記されていた。この付記があるということは、「ならいしょうとなる」

          クリエイター49日目 まだまだ知らないことばかり

          クリエイター48日目 noteがキャラを変えたのか

          noteでクリエイターをやっている、つまりnoteに投稿していることを友人知人たちに積極的に知らせてはいない。話のついでにというか、行きがかり上二人ばかりに話しただけだ。シェアしましょう、というのに従っていないということか。フェイスブックやツイッターに感染、失礼シェアということがどういうことを意味しているのかわからないこともあって、このあたりの問題には触れないでおこうというところ。 で、私の記事を読んだ一人に言われた。私ではない別の人が書いているとしか思えないと。その人が持

          クリエイター48日目 noteがキャラを変えたのか

          クリエイター47日目クイズタイムショックで覚えていること

          またもや昔話。これも終活の一部だ。脳の、あるいは記憶の断捨離というか。「断捨離」というのは「不要なものを断ち、捨て、執着から離れることを目指す整理法」らしいから、長年頭の片隅にあって気になっていたことをnote に書くことで整理してしまいたい。 現在でも同じようなテレビ番組があるようだが、私がここで言いたいのは昔、田宮二郎氏が司会をしていた1960、70年代のクイズ番組「クイズタイムショック」で見た非常に印象に残った一シーンについてだ。今は俳優やお笑いの方(お笑いという言い

          クリエイター47日目クイズタイムショックで覚えていること

          クリエイター46日目 昔のお日さまの匂い など

          洗濯物をたたんでいるとき、必ず思うことがある。からっと乾いたタオルやシャツにあふれていたお日さまのかおりが懐かしいと。以前洗濯に使う石けんは粉石けんというもので、(洗濯機以前の手洗いの時代には固形の洗濯石けん) たぶん石けん自体の匂いはかすかにあるだけだった。香りを目的にした成分は入っていなかったと思う。そのかすかに残る石けんの匂いと、日向臭さが合わさったものが乾いた洗濯物の匂いだった。 柔軟仕上げ剤を使うのはやめている。柔な仕上がりよりも、からっ、パリッとした仕上がりが好

          クリエイター46日目 昔のお日さまの匂い など

          クリエイター45日目 あり得なくもない話

          時も場所も正確に覚えていないのだが、忘れられないニュースの一場面がある。今にも戦闘、撃ち合い、銃弾戦が始まる寸前の静まりかえった異国の市街をのどかに観光していた若い日本人カップルがいたというものだ。場所は中東のどこか。時はおそらく1980年代。イスラエル、イラン、イラク、レバノン、パレスチナ、ヨルダンなどの名をニュースで聞かない日はないという頃のことだ。小規模のいざこざは日常茶飯事だった。だから観光地は観光地としての日常を続けていたのだろう。しかし、ある日ある地域が戒厳態勢に

          クリエイター45日目 あり得なくもない話

          クリエイター44日目 昔のシンクロニシティの記録から

          シンクロニシティを書き留めていた小さなノートが二冊見つかった。日付も記されていて、それによると1985年から2013年までの記録で、ほとんどが本、読書に関連するシンクロニシティだった。どういうきっかけで専用のノートまで用意して記録を取り始めたのかまったく覚えていないが、おそらく河合隼雄先生か、ユングの本の影響だろう。そう言えば、河合先生に明惠上人の「夢記」を教えられ、夢を記録していたこともあったが、ここでは余計な話だ。 1ページ目の1985年10月24日には次のように書かれ

          クリエイター44日目 昔のシンクロニシティの記録から