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元インハウス広報からPRコンサルタントへ!ビルコム流ワーキングママの働き方

こんにちは。コーポレートコミュニケーション局の川島です。今回は、PRコンサルタントとして第一線で活躍し、PR Analyzerのマーケティングも兼務している阿部珠恵さんにインタビューしました。

阿部さんは事業会社の広報を2社経験した後、自身の広報の幅をもっと広げたいと思い、2018年10月ビルコムにジョイン。二度の産休育休を取得し、2022年5月に再復職。現在はPRコンサルタントとしてBtoB、BtoC問わず幅広い企業の広報支援を担っています。インハウス広報からビルコムへの転職に至った背景や復職後のママとしての働き方、PRコンサルタントの魅力、今後のキャリアについて聞きました。


事業広報からPR代理店へ転職を決意

Q.ビルコム入社前のご経歴を教えてください
新卒で人材紹介会社に入社し、約6年間社内外の広報を行っていました。新卒の時から広報に興味があったので、希望して2年目から広報職に就きました。事業広報は、会社の取り組み、その意義や価値、社会的影響を常に考えられる職種で、それを社外発信することに楽しさややりがいを感じながら日々働いていました。当時20代だったのですが、今後自分が広報を軸に仕事をしていく上で、1つの会社だけでなく様々な企業で経験を積みたいと思い、医療系のスタートアップ企業に転職しました。

広報の立ち上げから行い、当時、法改正を受けてリリースされたばかりの「オンライン診療」事業の認知・理解・共感をつくるPRに取り組みました。当初は、医療従事者の方であっても「オンライン診療」という概念をご存じなく、誤解が多い状況。業界のメディア掲載や講演からスタートし、最終的にテレビや全国紙を通じてオンライン診療という概念やその価値が徐々に浸透するようになりました。お問い合わせや感謝の言葉も多くいただくようになり、事業に貢献できているという実感が湧き、やりがいを感じていました。

その一方で、経営者やステークホルダーから求められるものと現在の自分のスキルが見合っていないんじゃないかという思いも出てきたんです。10年先も広報として働いていくのであれば、もっと自分から提案できる戦略や手法を広げないと、どこかで頭打ちになるなと。

また同時期に、広報活動について悩んでいる人の多さにも課題を感じ始めました。他のスタートアップ企業の広報担当者から立ち上げのご相談を受ける機会が増えたのですが、皆さん同じところでつまずいているんですよね。それであれば、広報の「型」を作ることでスムーズに広報を軌道に載せることができるのではないか、という気持ちが出てきたんです。

Q.ビルコムにジョインするきっかけがあったのでしょうか?
悶々と考えていた時、数年前に知人の紹介で知り合った早川(ビルコム取締役)と会う機会がありました。何か広報の型を提供していくようなことが出来たらいいなと思っていることを話していたら、それはまさにビルコムで注力していることだから、一緒にやってみないかとお誘いいただきました。今後結婚して出産、子育てをすることを考えると、その前にもう一度自分のキャリアにテコ入れすることが必要だと思っていましたし、広報として社会の役に立つために、自分が最も学べる場所はPR会社なのかも、という気持ちが出てきました。事業広報から代理店への転職は、社会人が大学院に行くような感じで、広報の実務経験があるからこそ学べることが多いんじゃないかと思ったんです。PR会社に転職するなんて一度も考えたことなかったんですけどね(笑)。私の考えていることがビルコムであれば出来るかも!と思い、転職を決意しました。


二度の産休育休を取得し復職!ママになってもキャリアは積める

Q.入社後はどのような業務をされていますか?
入社後はPRコンサルタントとして大小問わず様々な企業の広報支援をさせていただいています。今まで自社の広報しかやっていなかったので我流も多かったのですが、ビルコムは「型」と呼ばれる、様々な手法をフレームワークやマニュアルに落としたものがあり、助けられました。自身の経験も「型」に落とし込み社内外にシェアすることで、再現性を高められていると感じます。

Q.産休、育休を取ることに不安はなかったですか?
産休育休で途中お休みをいただきましたが、お休みをいただくことに不安は無かったです。ビルコムはみんながPRパーソンですし、チームでプロジェクトを遂行しているので、誰かが欠けても他メンバーでプロジェクトを進めていける環境だからです。事業会社でひとり広報の時は、休むと作業がストップしてしまうこともありましたが、チームで広報を行うありがたさを実感しました。何よりも、全員がプロフェッショナルなので、プロジェクトを超えてメンバーで補填し合うことが可能です。この点は本当に安心して産休に入れましたね。

Q.復職後の働き方について、どのように決められましたか?
復職後の働き方は上司と相談して決めました。一度目の復職時はプロダクトであるPR Analyzerのマーケティングとして復職しましたが、二度目の復職の際は希望して、PRコンサルタントをメインとし、PR Analyzerのマーケティングも兼務させていただくことにしました。子どもが生まれて時短勤務に切り替えたため、クライアントワークは難しいかなと思っていたのですが、そんなことはなかったですね。もちろん時間的な制約はありますが、自身の仕事の効率を高めることはもちろん、チームメンバーに助けていただきながら遂行出来ています。お互いのToDoを明確にすることで、プロジェクト推進に必要になる仕事に注力しています。

ビルコムの面白いところは、全員がPRの知見を持っているからこそ、新たな職域にトライできる点でもあります。過去培ったPRの知見を活かしながらSaaSのマーケティングに挑戦できるのは凄く楽しいです。ここで培ったマーケティング視点をコンサルタント業務にも還元することで、広報としての視座も上がったと思っています。


ワーキングママとして考える今後のキャリア

Q.仕事と子育ての両立について、どのように考えていますか?
子どもが生まれるまでは、仕事と子育ては天秤にかけるものだと思っていたのですが、実際はそうじゃないんですよね。夕方お迎えに行って子どもと過ごす時間はかけがえのないものですし、その時間があるからまた仕事を頑張ることができる。実際にビルコムではママになってもPRの最前線で働いている人が多く在籍していますし、ママだから仕事で何かを諦めることはないんだなと、他の先輩ママ達の働き方を見ていても感じます。ビルコムでは「ママだから○○」とネガティブに言われることはないですね。もちろん子育てとの両立は大変な時もありますが、その大変さも皆で理解し合って働ける環境なので、子育てと両立して第一線で活躍している人が多いのではないかと思います。子どもが熱で急遽お迎えに行かなければならない時などは、早く帰って!と追い出されますよ(笑)。

Q.今後の展望をお聞かせください
今後10年20年先もPRパーソンでいるためには、常に最前線を知り、実践する必要があると感じています。色々な手札を集めて自分のものにしながら、それをお客様へ提供する。何年経験を積んでも常に新しい手法や知識を得続けないと、どこかで頭打ちになってしまうと思うんです。ビルコムは、お客様の中長期的な目標や課題を見ながら、メディアの垣根を超えた統合的な戦略を立案できること、PR Analyzer等のデータを基にしたPRを重視しているところが最大の強みだと思っています。実際に、国内外の広報機能が成熟した企業をみると、SOEPを上手に使いこなしながらコミュニケーションを行っています。私自身も、複合的な手法を効果的に使ったストーリーテリングをもっと実践していきたいです。

目まぐるしく変化するPR業界の中で、常に現場に立っていたいという気持ちで二度目の復職時にはコンサルタントとして復帰したので、今後もコンサルタントとして常に第一線で活躍できる人材でありたいなと思っています。PRを極めていきたい、という人はビルコムにフィットすると思うので、是非一緒にプロフェッショナルなPRパーソンとして邁進していきましょう。

*ビルコムの考えるSOEP


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