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若い頃に勉強で苦労しておいてよかったかも

勉強は一生続きます。まぁ勉強なんて下らないとかバカバカしいと言われたことも数えきれませんが、するなら一生続けることになります。

それゆえ効率の良い勉強のやり方が大事になります。どうせやるなら上手いやり方をした方がいいですから。

しかし最初から上手くできるわけではありません。失敗しながら継続的に改善することが大事ですね。

今回は勉強を続けながらやり方を改善してきたことについて書きます。


落ちこぼれなので勉強で苦労した

私は中学校の成績が1だらけで行ける高校がありませんでした。

その後、担任の先生の計らいで、名前を書けば白紙でも受かる高校に入れてもらいました。

名前を書けば受かる高校とはいえ、一応進学校を目指していました。しかし学力で受かるのが難しいため、9割以上の生徒が推薦で進学する大学でした。

私も行ける高校がない落ちこぼれですので、推薦で大学に進学しました。

ところで高校までは先生が面倒を見てくれ、勉強について教えてくれました。

しかし大学に入ってみると、自分でやれの世界でした。教わろうとしても、「その程度の事も解らないのか?」とか「自力で解決しろよ」という世界でした。

必死に勉強してみたものの、元から大学まで行ける人と、私のような元々は高校すら行けない人の能力差は歴然としていました。

やってもやっても、徹夜を繰り返しても、成績は下から1割程度でした。

ひたすら勉強を沢山したけれど、成果は出ませんでした。出るまで続けるしかないのですが、苦痛の日々でした。

成績底辺になって勉強方法について考えるようになった

やってもやっても成果が出ないなら、やり方を変えたらどうだろうと、あるときふと考えました。

それまで勉強するときはとにかく沢山問題をこなすことだけ考えていました。理解なんて考えてもいなく、振り返りもしませんでした。

しっかり理解し、知識を増やさなければ、いつまで経っても問題が解けるようになりません。問題が解けなければ成績は上がりません。

こういうことが解らず、私は理解もせずにただただひたすら問題演習だけやっていました。解説も読まずにいきなり問題演習に入って、終わって答え合わせしても点数だけ見て解説は読まなかったのです。

これじゃぁどれだけやっても上達しませんよね。勉強ができないからこそ、勉強のやり方も知らなかったのでした。

でも高校までは先生がつきっきりで教えてくれたので、知識は増えて行ったのでした。大学まで行って、自分で勉強しなければいけなくなったら、勉強のやり方を知らずに徒労を繰り返していました。

勉強は一生続く

勉強のやり方について考えるようになったおかげで、社会人になってからは勉強を楽しめるようになりました。

興味がある本を片っ端から読みまくって、勉強会にも出てみたりしました。また勉強したことを仕事で活かす機会があるのも楽しかったです。

勉強は学生がやるものというイメージが強いですが、社会人だって勉強をした方がいいと私は考えています。それに社会人の勉強はとても幅が広くて楽しいです。

ただし勉強のやり方は大事です。みなさんは私のような底辺の落ちこぼれとは雲泥の差があるので、私のような下手な方法で勉強することはないでしょう。

社会人になったら、仕事も趣味も楽しく勉強していきましょう。そして効率良く勉強していきましょう。徒労はマネジメントが下手な案件だけで十分です。

学習力さえ身に付ければ色々なことができる

会社がキャリアを用意してくれる時代でなくなり、終身雇用も約束できずリストラや倒産が横行する時代になりました。

こうなるといつでも転職や独立という選択肢を選べるようにしておく必要があります。

ここで学習力が役立つと私は考えていますし、そういうキャリア本も存在します。

上記の本ではチーズ作りを独学で身に付けて農家になったという人の話も出てきました。

今はネット上に情報が溢れていますし、書籍だって沢山あります。勉強しようと思えば、安く勉強することは可能です。

勿論重要なノウハウとか効果的なノウハウは高いお金を払ってセミナーに行った方がいいでしょう。でもその前にまずはネットや書籍で入り口に入ることができます。

私も独学で作曲や水耕栽培をやっています。写真撮影も独学ですね。

これらを勉強して給料が上がるわけでも出世できるわけでも、大企業に転職できるわけでもありませんが、趣味が増えると人生の充実度は上がります。

仕事にせよプライベートにせよ、勉強することで充実度は上がります。勉強せずに愚痴ばかり言っていても変わりません。

学生だったら学校が与える課題を勉強しなければいけませんが、社会人の勉強は自由です。自分が知りたいことを勉強すればいいのです。趣味の勉強だって全然人生を豊かにできると私は思います。

勿論それでも勉強は下らないとか、勉強するなんてバカバカしいと言う人はいますし、私自身も言われたことが何度もあります。

そういう人は愚痴ばかり言う人生を歩めばいいと思います。人生を楽しくしたい人は、自分が知りたいことをトコトン学びましょう。知識は便利な道具です。

終わりに

勉強で苦労した人は少なくないかもしれません。

頑張って勉強したけど上位に入れなかった、志望校に入れなかった、浪人や留年をした、資格試験に落ちたなど、勉強における挫折はありふれているでしょう。

でもそういう苦労をしたのなら、せっかくだから勉強のやり方を上手くなってやりましょう。そして仕事も趣味も勉強によって充実させましょう。

苦労したからこそ解ることだってあるはずだと信じていきましょう。私は自分自身が勉強で苦労したからこそ、勉強を楽しめていると思っています。

私のような高校すら行けない底辺の落ちこぼれにできることなんて、みなさんならきっとできるはずです。


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