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「人生の目的」に悩む時期〜心理学の観点から〜

今回は、

心理学者E.H.エリクソンさんのライフサイクル理論を通して
①いつから「人生の目的」に悩むのか?
②なぜ「人生の目的」に悩むのか?

を考えていきたいと思います。



エリクソンさんの紹介

E.H.エリクソンさんについて
画像引用:Wikipedia
ライフサイクル理論について

エリクソンのライフサイクル理論によれば、
「青年期(13〜22歳)」です。

この時期には
「アイデンティティの確立と混乱」という課題に直面します。


アイデンティティとは?


青年期において、自分は誰なのかを知ることを自我同一性を確立すると言う。 心理学辞典(1999)による定義は、 「『自分は何者か』『自分の目指す道は何か』『自分の人生の目的は何か』『自分の存在意義は何か』など、自己を社会のなかに位置づける問いかけに対して、肯定的かつ確信的に回答できること」 である。

引用元:Wikipedia

成長して自分と社会とのつながりが見えてくる中で、
自己という存在について悩み、自分探しを行なって、
自分を社会の中に位置付けていく
というわけです。

内なる自分の中にこのように問いかけます。

「自分は何者か?」
「目指す道は何か?」
「人生の目的は何か?」
「存在意義は何か?」

このような問いに自問自答し
自分自身を社会の中で位置づけようとする時期が青年期です。


私見ですが、4つの質問をもう少し噛み砕くとこんなイメージかなと思います。

自分はどんな人間で、どんな性格や価値観を持っているか?
将来の仕事や目標は何か?
なぜ生きているのか、人生の目的は何か?
自分は一体誰なのか?


【結論】人生に悩む時期

【結論】
Q.いつから「人生の目的」に悩むか?
A.青年期(13〜22歳)

Q.なぜ「人生の目的」に悩むのか?
A.自己を探し、社会の中で位置づけるため。

これから青年期を迎える人々や、現在この問いに悩んでいる人たちは、
どのようにしてこの問題に取り組むべきでしょうか?
人生の目的に対する答えは見つかるでしょうか?

次回は人間が人生の目的について答えを出すことができるのか?
哲学の観点から発信します。

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