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Finnのうた

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2023年10月の記事一覧

【休みん俳 勝手に企画】写真・絵から一句~ご参加誠にありがとうございました🙋‍♀️

【休みん俳 勝手に企画】写真・絵から一句~ご参加誠にありがとうございました🙋‍♀️

すっかりおそくなりましたが、 #写真・絵から一句 、たくさんのご参加ありがとうございました😊

おかげさまで素敵な作品がたくさん集まりました。
元々写真から一句を投稿されていた方も多く、私も大好きで記事にしていました。
みなさんの素晴らしい写真に触発され、これからも写真で一句は詠んでいきたいと思います。
絵から一句で参加して下さった方の作品も、絵の描けない私にはうらやましく、素敵な作品たちでした。

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名前もさ 佇まいもさ 素敵だよ
照れて欠けゆく 十六夜の月

あんなにも忘れられぬと泣いたのに
四角になって飛んでゆくとは

濡れた顔 どうなってるかわからない
いっそ泥だらけになってれば

そのシャツの上からふたつめのボタン
月夜の晩の 波打際の

写真・絵から【短歌】4

写真・絵から【短歌】4

あなたとの写真はすべて消したけど
好きだった花は消せなくて

ふぅ。さんのステキな企画に
参加させていただきました!

写真・絵から【短歌】 3

写真・絵から【短歌】 3

眠るとき いまも探して 泣いている
 どこにもいない 青い月

ふぅ。さんのステキな企画に
参加させていただきました!

写真・絵から【短歌】2

写真・絵から【短歌】2

 月がさぁ 秋の季語だと知ったとき
季語きめた人と握手した

ふぅ。さんのステキな企画に
参加させていただきました!

金木犀の香りがするまで歩こうと
ふらっと外に出てみたが
どこまでいっても出会わない
迷子になって疲れ果て
家にもどると金木犀
ふわっと一瞬通りすぎ
残り香もなく消えてった

どこにいてもおちつかない
どこかを探す気力もない
ただほろほろと泣いている

秋の夜の静けさのなか浮かんでる
空っぽのいま 空っぽの世界