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MBA in M.D., Ph. D.

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MBAに入るまでの記事は多いけど 入ってからのリアルタイムの情報って少ない。 たぶんみんな忙しくてそれどころじゃないから。 私もそれどころじゃなくなるまで書いてみる。
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#今年学びたいこと

大学院インタビュー本番

大学院インタビュー本番

『どうぞー』

前の受験者がリラックスした表情で
出てきてから数分後
私の順番が来たのだ。

正しいかどうか知らないけどノックは3回。
トントントン、と叩いて
部屋に入った。

『荷物をそこに置いてください。
受験番号とお名前を教えてください。』

カミカミの甘噛みで回答した。 
『50…、のバミュでし」

『どうぞお座りください』

3人の面接官がいる。
真ん中はパンフレットで見た先生だ。
左は

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面接までの待ち時間

面接までの待ち時間

記述試験が終了し
面接まで時間が空いた。

面接はなんグループかに分かれていて
私は第二グループだった。

比較的早い開始予定でありがたいが
そうはいっても
まだ2時間くらい時間があった。

学内のカフェは
学生でいっぱいだった。

キャンパスでも見物することにした。

もう二度と来ないかもしれないからだ。

美しい建物
制服姿の付属高校の学生
品のあるキャンパスだ。

そういうのに
もはや憧れる

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そして20年ぶり再受験の記述試験が始まった。

そして20年ぶり再受験の記述試験が始まった。

『はじめてください』
試験管のよく通る声がした。

落ち着いた試験管は
その数秒前に
試験会場が揺れていることを意に解さなかった。

地震だ。

受験生の携帯はひとつも鳴らなかった。

受験生のざわつきは
地震の規模が想定以上に小さく
試験管からの指示もなにひとつ追加されなかったので
開始の合図とともに
小鳥が針で刺されたようにピタリと止まった。

私は問題用紙と解答用紙を表にして
それぞれに受験

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情報戦の二次試験

情報戦の二次試験

試験当日だった。目覚めは悪くない。
だって受験者のうち女性の比率はどうなのか考えていたら、すぐに寝てしまったんだもの。
先進的だろうから女性も多いだろか。それとも保守的なのか。

ホテルの朝食は併設のロイヤルホストだ。

食欲普通。

すぐ食べ終わり
丁寧に歯を磨き(一年前から歯列矯正をしている)
シャワーを済ませた。

レモンの香りのする
ヘアバームで癖毛のウェーブを出す。

それが終わると

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ロバの子、二次試験へ

ロバの子、二次試験へ

面接もあるもんだから
二次試験は
ビスポークのスーツと革靴をおろした。

随分前に
そう承継の2019年にオーダーメイドしてから
着るのははじめて。

私たちの業界ではスーツを着るのは
忘年会くらいだけど
コロナで会食がとんでいたから
スーツカバーには埃が
べっとり。

うちから試験会場までかなり遠いので
前日に新横浜の駅にじゃなくて
駅のホテルに泊まった。
狭いけど高い部屋で、やむを得ない。

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20年ぶり二次試験は小論文と面接の対策

20年ぶり二次試験は小論文と面接の対策

前にも書いたんだけどさ、
過去問が手に入らない。
ただし
直接、大学を訪れての
閲覧なら可能だそうだ。

それでどんな問題かひとめ拝んでくるかって

平日の研究日をまるまる使って
新幹線を乗り継ぎ
大学へ向かった。

新横浜の
改札で
スマホが引っかかったので
駅員さんに尋ねたら
設定はここに来る間にやっておいて欲しいと
言ってた。

なんで企業側の設定で
こっちが色々いわれるのかとも思ったが

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ダメ元一次選考

ダメ元一次選考

ダメとは云いつつ
期待してしまうのが
私のサガである。

願書提出奇跡の締切前に気を良くしていたのもある。

いまは
全部オンライン発表なのね。

受験番号と
コードを入力して
画面が切り替わる。

あんまり
グズグスと未練がましく
していても仕方がないと思って
アッサリとクリックしたからか
感動も薄かった。

高校受験や
大学受験や
国家試験の時とは違う感覚なのは
歳をとったせいであろうか。

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