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飲み会の意味って何?|結束力を高める最強効率の「時短」


皆様お疲れ様です。BenBenです。
今日も時間の話をします。



もう4月ですね。
紅白って一昨日くらいにやってなかった?
それくらい時間経つの早いですわ…。



新年度が始まります。
新社会人の皆様、おめでとう。

コミュニティ・組織に変化が起こります。
それに伴い、行われるのが歓送迎会ですね。飲み会シーズンですね。
既にもう何個もこなしたわ」っていう人も多いと思います。



そんな中、若手を中心に、

なんで飲み会なんて行かないといけないの?

そう思ってる人、めちゃくちゃ多いと思います。
私もぶっちゃけ、そう思ってました。


Q. そもそも「商談」や、「歓送迎会」は、なぜ「飲み会」の場で行われるのでしょう?


何なら「体育館に集まって、円陣組んで、話し合う」みたいなスタイルもあっても良いのではないでしょうか? でもそれは起こり得ません。



食事の時間って、99%の人にとって「喜び」ですよね。
お酒が好きな人にとっては、尚強い「喜び」ですよね。

遥か昔から、人間は獲物を狩り、共に食事をすることで団結力・結束力を固めてきました。もう脳に刷り込まれとるんです。



なぜ飲み会が行われるのか?

答えは、「喜び」を共有することが、
結束力を高める一番の近道だから
です。
飲み会とは、「喜びの時間の共有」なのです。



共感によるチームワークの向上は、哲学者のレイ・クルツナリック(Ray Krznaric)による書籍"Empathy: Why It Matters, and How to Get It"にも記載があります。

現代の職場における共感力は、ただ他人の視点から物事を見れるだけのことではない。チームワーク・優れた革新デザイン・賢明なリーダーシップの基盤となるものだ。さらに他人の気持ちを聞き、理解する上でも役に立つ

Empathy: Why It Matters, and How to Get It



A. 飲み会の目的、それは「喜びの時間の共感」、これに尽きます。



飲み会に参加したくない若者達


とはいえ、若手とベテランには、社内飲み会に対する、それは大きな大きな心理的ハードルの差があります。以下、メカニズムを簡単に図示しました。


そこにはもう、とんでもないギャップがあるのです。
はっきり言って若手側に何のメリットもないです。


そりゃこんな状態で飲み代10,000円とか取られようものなら、もう絶望ですよね。
新人とは言え、単純換算で時給3,000円だとすれば、1・2次会で5時間消費したら15,000円。実質、合計25,000円失うことになります。
次の日に影響しようものならもう計り知れないくらいのデメリットです。



とはいえ、飲み会を消滅させることは残念ながらできません。
それならそのギャップを埋める努力をするべきですよね。


中堅・ベテラン達が「ギャップ」を埋める努力を


「喜びの時間」を演出しつつ、このギャップを埋めるために偉い人・幹事ができることの具体的なアクションは以下です。これでミスったことはありません。


①「目玉メニュー」がある店を選ぶ

(皆でそれを食べて飲んで感動を共有することが目的)
②「1次会で解散、あとは自由」と明言する
(長時間拘束を避けることが目的)
③全額、会社負担にする
(金銭的負担を避けるのが目的)


偉い人、これから偉くなる人に、もう声を大にして言いたい。

社内の飲み会代は、会社で払える環境にして下さい。」



私は、「社内の飲み会を自分で負担するなら、若手は絶対に来ません」と上司に訴え続けました。そして、全額負担、またはどれだけ多くでも半額の出費に抑えられる雰囲気を勝ち取りました。時間はかかりましたが…。(当たり前に経費が出る会社は羨ましい限りです…)



「飲み会による残業代?そんなもの出ません。でも飲み代は出ます
それくらい言ってあげられる環境にしてあげて下さい。


若手の皆さん、
知らない話題ばかり出てつまらない、は知識が付くのを待つしかないです。何なら自分から知識を取りにいっても良いかもしれません。
注文取るのが面倒くさいのは分かりますが、これは誰かがやらないといけないし、誰か1人がやるのが一番効率的なので、基本的に若手がやるのは仕方ないです。

中堅、偉い人の皆さん、
取り分けとかお酌とかは無くしましょう!あなたの代から無くしましょう!私は自分の好きな量で楽しみたいんですが、違いますか??


何やかんやで飲み会には行った方が良い


ここまできてこんな事を言うのはアレですが、私はもう若手という歳でもないので、社内の飲み会自体は楽しくなってきました


しかも、組織によっては、飲み会は上層部に自分の人事希望の刷り込みを行える場でもあります。社内や仕事のことが分かってくれば、社内の飲み会は楽しくなります。


少なくとも、歓送迎会には参加してみましょう。

来る人去る人との喜ばしい瞬間は絶対に共有した方が良いです。



全員にとって有意義な「飲み会」にするために、


飲み会を決裁する偉い人、
飲み会を企画する幹事の方、
そして飲み会に参加する皆様、


無駄な時間は避けて、目的に沿った会に仕上げましょ。
何も意識しないよりも、数百倍マシです。


飲み会は、少しの工夫で超有意義な「結束力を高める最強効率の時短」になります。これは会社にとっても従業員にとっても幸せなことです。


繰り返しですが、飲み会の意義は「喜びの時間の共有」です。


届け、全国のJTCの偉い人達に!


BenBen

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