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今しかできない?海外インターンとは?

今回は海外インターン生として活躍する先輩にインタビューしました。

前回とは真逆で、普段からお世話になっている先輩。いつもは忙しそうにパソコンをかたかたかたしているのですが、今日は珍しく1時間以上もの時間、携帯もパソコンも触らずに真剣に話してくれました!1年以上という貴重な時間を海外でインターン生として働くことを選んだ先輩。そもそも海外インターンってなんかちょっと就活で使えそう、とか留学とかより難しそうとか、何してんのかわかんないとか、いろんなイメージがあるし、どんな人がそんな道を選んでるのかもちょっと未知じゃないですか?そこで恥ずかしがって嫌がる先輩に無理やりインタビューしてみたので一種のモデルケースとしてみてもらえたらいいなと思います。
颯汰さんは1997年生まれの22歳で学年でいうと社会人一年目。日本で別の会社で1年間インターンを経験した後、休学してベトナムに来たのが去年の8月なので1年以上もの長い期間ベトナムでインターンしています。今年に入ってからは、高校の時からの友人だった森大樹さんと一緒に起業。もともと野心家で起業を目指してたタイプだったのかなと思えばそうではないようで、貴重な話が聞けました。

幼少期ってどんな子供だったんですか?

ーずっと野球少年やった。小学校2年生で野球を始めて、他の野球少年と変わらず土日も全部ずっと野球。

他に何もやってなかったんですか?

ー公文には行っててそこは自分のペースで先取り学習ができるからその時から先取りして2つとか3つ上の学年のことをやるタイプやったかなあその頃から難しい問題を解くのがすきやった

知的好奇心が強いのはこの時からやったんですね。中学校は?

ー全員部活に所属しないといけないので、陸上部には所属してたけど、外のクラブチームで野球してたな、中学校はテスト前やってたら取れたから勉強はしてた。塾でもささっと塾で宿題終わらせて家でゲームするタイプやった。

小学校からコツコツ型なのは変わってないですね。高校は?

ーもともとコツコツ型ではなくて好きなことに一直線なだけ。やから高校は野球ばっかりしてたから成績も気づいたら学年最下位とかやった。(笑)で、進路相談で、この成績で書いた大学は行けんからもっと下の大学書けって担任に言われて、それで火がついて初めて勉強しだしたかな、それが2年の冬。ただ英語とか数学とかも、もう全部ついていけてなかったから間に合わんくて3科目に絞って勉強しだしたのが3年の夏前。部活も引退して、そこからは3科目を一日15時間とか勉強してた。商学部選んだ理由は就職良さそうとか、他の学部に興味なかったのもある、もともとビジネスに興味があったわけではなかったな。高校時代を知る人からしたら今の感じはええ??!って感じやな。

ソータさん

(高校時代の写真 左から3人目。高校時代から太りすぎでは、、、?)

でも成績良くなかったみたいな人の方が反骨精神?みたいな感じがあってそういう人多いですよね?

ーそれは確かにあったかな、今はないけど受験の時とかは担任とか野球部の監督を見返したいとか

じゃあ特に社長になりたいとか特になく、なんで事業を始めることになったんですか?

ーなんでやろう、大学入ってからは1年の時はずっとバイト人間やって、毎日毎日バイトばっかりしてたんよな、でも、1年冬に初めて海外(タイとカンボジア)に行って、みんな言いがちやけど、自分の世界が広がった。人と出会って環境が変わった。みんな年上やったから就職の話聞いたりとか、人生の中でこういう困難があって、こうやって乗り越えたとかいろんな話聞けて。東京に友達ができたから東京に遊びに行くようになったとか、そういうので、野球とかバイトとか今まで限られたコミュニティで生きてきたところから知らない世界がめっちゃ見えてきた。
そこから面白そうやなと思って1年間日本でインターンするようになって、自分が周りに与えられる価値について考えるようになった。そこの社長が常々にマーケットにおける自分の価値について考えるように言ってたから。

このBEETSOFTにきてから変わったこととかってありますか

世界をビジネスの舞台としてみれるようになった。あと海外で働くことに自信がついたな。前のインターンよりもより営業とか会社の上流の部分に関わるようになってインターンといえど向こうから見たら社員で一人の窓口としてみられるようになって自信がついたのはある。BtoB営業やから激ムズなんよな、相手の会社の社長とか決済者を納得させないと案件が取れないから。そういうところを経験できたのはでかいな。

そういう社長とかと対等に渡り合うために気をつけてることとかってありますか?

ー意識してることはお客様にとって何が最善なのかを意識して考えてる、お客様はもちろん社内にとってもどういう価値を与えれるかを考えながらっていうのは前のインターンで学んだし、それをここでも実践していくことで自信に繋がったし。そうやって人に価値を提供するために何ができるかを自主的にできる人がどんどん活躍していってるな周り見てても思う。タイキとかもそうやし。
ーあとそもそも自分で動ける人じゃないと海外インターンは無理やと思う。

どういうことですか?

ー海外インターンってまだまだ土台ができてない中に飛び込まないといけないから、自分で考えて動かないといけなくて、そういう経験ができるのが良さでもあるし、自分で提案ができないとただの思い出になっちゃう。だから海外インターンは自分から動ける人じゃないと無理やと思う。でもその一方でみんなに海外インターンに来て欲しいとも思ってる。日本を外から見て欲しいと思うし、それがないまま卒業して就職するのはもったいないかなと思う。例えば海外インターンって結構簡単に来れるけども、インターン以外で海外で働くのは駐在か現地採用しかないわけで結構難しいやん、やからこそ、海外で働いてみるってお試しできるのは今だけかなと思うし、留学とかで日本の勉強の仕方と海外の勉強の仕方比べれるのはいいけど、人生は働く期間の方が長いから、海外で働くのと日本で働くのを比べれるのは貴重やからストレートに卒業して就職だけじゃなくて、海外インターンにもっとたくさんの人にいってみて欲しい。

最後に海外インターンをしたい人へのメッセージをお願いします!

ーある一定期間腰を据えて日本じゃない国で働いてみる。この経験が気軽にできるのも学生のうちです。夏休みだけでもいい、休学してちょっと長めに6ヶ月でもいい、がっつり1年でも。思い切って海の外に飛び出してみてください。待ってます。

1年半という長期の海外インターン生として生活していた先輩。人生が変わるきっかけとなったのは日本から見ればほんの目と鼻の先のアジアの国、タイとカンボジアに行ったことというとてもよくある答えでした。しかし、旅で人生が変わったなんていうとありきたりに聞こえてしまうけれども、旅が人生を急転換させたというよりは旅がじわじわと人生を変えているなと話を聞いている中で感じました。旅に出ること、出会う人が変わること、今いるコミュニティにいない種類の人に会いに行くことでここまで新しい世界を見れたのは颯汰さんの天性の知的好奇心ゆえなのかなと思う反面、私自身もツイッターと出会って文才欲しいなと思うようになったり(話が浅い)、スポーツ観戦が好きなおかげで出会った友達に本を勧められてから小説読むようになったとか、結局いつだって人との出会いこそが人生を変えていくのかなと思いました。
そして海を越えることによってより濃密な出会いが待ってるよな、気軽に海を越えれる人って面白い人多いしな、と改めて感じたインタビューでした。振り返ると聞きけばよかったことや書けない部分も多いインタビューだったので疑問に思う部分があればぜひ直接聞きにきてみてください!

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