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イトカズ
2021年11月15日 14:05
非科学的な占いの話で申し訳ないのだが、今日の私の占いが『誰かに怒られたらそれは運が良いと思いましょう。怒られるということは期待されているということです』となっていた。常にそう思えたら良いのだが、なかなかそこまで人間できていない。以前読んだ本(何の本だったか忘れた)で「批判は情報」という言葉が出てきたのを鮮明に覚えている。批判を「悪口」と受け取るか批判を「教え」と受け取るかでずいぶん違うということが
2021年10月27日 16:43
リコとリタ...イタリア人の愛称か?はたまたディズニーの新しいキャラクターか?みたいなタイトルだが、『利己と利他』と漢字で書くとピンとくるだろう。漢字ってこういう時にすごく便利だ。字面を見ただけで「ははぁ〜ん」と納得する。利己とは、利己主義という言葉でもわかるように自分のことしか考えていないことで、利他とはその正反対で自分を犠牲にしてでも他を助けることをいう。あなたはどちらだ?と問われてもなか
2021年10月11日 10:04
以前にもたぶん書いている。このnoteだったか以前のブログだったかは忘れたが、確かに書いた記憶がある。「ネ」の行方については誰かの(誰だったかそれも忘れた)のエッセイを読んで、なるほど...と考え込んでそれ以降気をつけて「ネ」の行方を見守っている。そもそも「ネ」とは何かというと、手紙や文章の語尾に「ネ」とカタカナで書くことを言っている。『頑張りましょうネ』『また会いましょうネ』『すっかり秋らし
2021年7月26日 11:23
毎朝、私たち夫婦は食前にお互いの熱を測るのが日課となっている。以前からある腋に挟む体温計ではなく、正式名は知らないが病院や店舗に入る時に使われるおでこに近づけて測るあれだ。自分で測るとおでこにくっ付いてしまったり、離れ過ぎたりしてうまく測れない。それで仲良くお互いに測りっこするわけだ。客観的に見れば妙な風景だろう。コロナ禍というものがなかったらそんな習慣は私たち夫婦にはやってこなかったに違いない。
2021年5月19日 10:28
「私、もう80歳なんですよ」その男性はエレベーターの中で私に突然話しかけてきた。その男性のことは顔だけは知っている。時々エレベーターで一緒になったりエントランスで一緒になったりする。その男性に対しては好きでも嫌いでもなくただ同じマンションに住む住人で時々見かける人というだけの感情しか私にはない。たぶん向こうもそうだろう。同じマンションに住むどこかの奥さんって感じなんだろうと思う。「はぁ..
2021年5月2日 10:16
『セレブ気取りですね』『気取ってる感じがします』『なんか上から目線』インスタグラムのストーリーにその日に飲んだワインを投稿すると、好意的なコメントもあるが、少なからず上記のようなコメントをもらう。セレブ気取りでもなく、気取り屋さんでもなく、上から目線でもないと自分では思っているが、中にはそうは思ってくれない方もいるようだ。以前から思っていたことだが、例えばビールや酎ハイや日本酒などを投稿した時
2021年4月10日 15:53
新しい本を読み始める時、自分で好きな模様の紙を丁寧に切ってブックカバーを作る。そして読み終えるまで多少汚れてきてもそれを外さずにいる。最初はゴワゴワしていて本にぜんぜん馴染まない。本自体がそのカバーを拒否しているかのように表紙に触れさせないようにしているのだ。そんな時、この本はお金を出して買ったにもかかわらず私のものでもなく、誰のものにもなっていないのだなと思う。表紙をめくる。最初の文字が目に
2021年3月19日 11:36
編集者の川治豊成さんによると、文章には体臭のような匂いがあって、読まなくてもその文章を絵を見るようにパラパラと見ただけで面白そうだなとかつまらなそうだなとかがわかるらしい。でも匂いの好みは人それぞれ。だから絶対的に「これが良い」というものはないのだそうだ。爽やかな匂いが好きな人もいれば、ねっとりとした甘い匂いが好きな人もいる。中には人が嫌がる匂いが好きな変わり者もいるが、それもまたその人の好みだ