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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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2021年7月の記事一覧

夜を待つ。そのさまざまな理由

夜を待つ。そのさまざまな理由

2021.7.30(金曜日) drinker

金曜日のゴミ出しは感慨深い。

金曜日はビン・カン・ペットボトルゴミの日。透明のゴミ袋に仕分けをしながら、1週間分の缶ビールの数の多さにびっくりする。そしてビンのゴミ袋にはワインボトルが数本。これだけの大量のアルコールが1週間のうちに私の体に中に入ったかと思うと空恐ろしい感じもする。『昨夜はワイン1本空けたんだったわ...』と他人事のように思い出して

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日がな一日、行間を生きている

日がな一日、行間を生きている

2021.7.29(木曜日) read between the lines.

怠い兆し。

低気圧が近づいてきているのだろうか、とても体が怠い。そう書いてみるととても繊細な体の持ち主のようだが、単に年をとっただけなのだと思う。外を見るとよく晴れていて低気圧の「て」の字も見当たらない。

昨夜も長い夢を見ていたようだが、断片的にしか覚えていない。覚えている箇所は『電気毛布の電源が入らないので原因

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それほど遠くない場所からの警告

それほど遠くない場所からの警告

2021.7.28(水曜日) dream divination

私は、古い友人の誕生日パーティに出席している。立食パーティだ。心の中では『こんなコロナの真っ最中に誕生日パーティなんて呑気なことやっててて大丈夫なのか』と思っているが、乾杯のワインを片手に、どんな料理が出てくるのか楽しみにしている呑気な私もいる。しばらくして料理が運ばれてきた。運んできたのはこれまた古い友人で現在和食の料理人をやって

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爪切り奇譚

爪切り奇譚

2021.7.27(火曜日) Nail clippers

爪切りを探す。

2〜3日前から爪を切りたくて爪切りを探すが、部屋中探しても見つからない。普通のグリップ型の爪切りはあるのだが、私はグリップ型はあまり好きではなくてずっとニッパー型のものを使っていた。10年くらい前の自分の誕生日に、一生使えるものをと思って奮発してちょっと高価なニッパー型爪切りを自分で自分にプレゼントしたのだ。ちゃんと専用

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夏の暑さはキリがなく、直立不動で空見物

夏の暑さはキリがなく、直立不動で空見物

2021.7.23(金曜日) summer greeting

アイスコーヒーがなくなったのでKALDIに買いに行かなきゃと思うが、午前中に宅配便の配達をお願いしていたので行けず、ただひたすら宅配便を待つ。夫は自室でリモートで仕事をしているが私は暇で仕方がなくて、テレビで放送されないオリンピック競技(ボート競技)をネット配信で見ていた。水の上をスイスイと進むボートが気持ち良さそうでアメンボみたいだ

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もの言う昭和のおばさん

もの言う昭和のおばさん

2021.7.21(水曜日) The Tokyo Olympics and Paralympic Games

なんだかんだと言いながら始まった。

朝9時から開会式を待たずして放送が始まったオリンピック(ソフトボール)をテレビで見ていた。いろいろあったがついに競技が始まった。青空の下、観客がいないのは寂しいが、ここに人生を賭けてきた選手たちの意気込みや情熱は無条件で讃えてあげたいと思う。それだけ

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いろいろあるね、そしていろいろ忘れる

いろいろあるね、そしていろいろ忘れる

2021.7.20(火曜日) All's Well That Ends Well

気が遠くなる。

暑さの話である。毎朝、「暑い」というテーマが日記に出てくるようになった。ブログネタがないときは「気候の話」と相場が決まっているが、自分でも「また気候の話題かよ...」と自分の凡庸さに辟易する。でも今朝は気が遠くなるような暑さだった。朝一番で洗濯をして干した。バスタオルに洗濯バサミを取り付けながらふ

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掃き出し窓から見る、世の中ののらりくらり

掃き出し窓から見る、世の中ののらりくらり

2021.7.19(月曜日) gloomy on Monday

ビルの谷間にに住んでいると、陽のあたり具合によって大きなビルの下は大きな影ができる。そこら辺一帯が冬の夕暮れのように暗く少しひんやりしていて気持ちがいい。影ができるということは影にならない部分もあって、そこはキラキラとした太陽が照りつけてなかなかの暑さだ。掃き出し窓から見るその光と影のコントラストが綺麗でしばらく眺めている。太陽の

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馴染めば馴染むほどわからないもの

馴染めば馴染むほどわからないもの

2021.7.17(土曜日) Saturday afternoon

『カラダが求めるすっぱさ。』というサブタイトルがついたレモン系の飲料を期待して飲んだけど、たいしてすっぱくなかった。もっとヒェ〜!って言うくらいかなと思っていたので拍子抜け。

私はすっぱさの許容範囲が広いのだ。

昨日の夕暮れあたりから、マンションの周りをアキアカネ(トンボの一種)が数匹飛んでいるのを見かける。私が住む15階ま

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心底楽しめない、融通の悪さ。

心底楽しめない、融通の悪さ。

2021.7.16(金曜日) no fun anymore

あまりに昨今の疲れがなかなか消えないので、朝ごはんの後に栄養ドリンクを飲む。こういう部類のドリンクは効くには効くが一過性だとわかっているが、藁をもすがる思いで飲む。ちびちび飲むよりガガッと一気飲みした方が効くような気がして(というかそういうイメージがあるので)冷蔵庫の前で一気飲みする。

やっぱり一過性だった。

それにしても、ここ数日

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願はくは秋の夕暮れ、ひっそりと

願はくは秋の夕暮れ、ひっそりと

2021.7.14(水曜日) a Buddhist memorial service

母の七回忌法要とやら...

天王寺にあるお寺に行く。私は仏教徒でもないからそれほど〇〇回忌という情報には疎いのだが、年配の方々はそれを大層大事に思ってるらしくて、1ヶ月ほど前から母の実家あたりから「今年の法要はどうするのだ、七回忌なんだぞ、ちゃんと手配はできているのか?」などという質問が矢のように飛んできてい

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雨の中、アバンギャルドなお裾分け

雨の中、アバンギャルドなお裾分け

2021.7.12(月曜日) Snake shell

夫が今日から出勤し始めた。ずっとテレワークだったのに今朝になって「今日から出勤」と言って定時に出かけた。夫の会社はオリンピック関係の仕事もしている。多々あるオリンピック関係の不都合も見逃せない部分でもあり、会社もいろいろ試行錯誤しているようだ。どちらにしても私としては、お昼ごはんを作らなくてもいいということと静かに過ごせるということに喜びを隠

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刹那的に生きるものの声

刹那的に生きるものの声

2021.7.11(日曜日) cicada

3日遅れの便りが届く。

近所の公園のセミが鳴き始めた。例年より3日遅い。私は、ほぼ日の5年手帳というのを使っているが、そこにセミが鳴き始める日をつけている。その手帳を見る限り毎年セミが鳴き始めるのは7月8日と決まっていて、今年も8日に鳴き始めるぞと思って待機していたが鳴かなかった。どうしたのかなと気をもんでいたところ、今朝元気よく鳴き始めた。別にセミ

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野放図に存在する赤と黒

野放図に存在する赤と黒

2021.7.9(金曜日) Red and Black

珍しく晴れ間が見えたので、張り切って洗濯をした。干す段階になって雨が降り出して「チッ」と舌打ちをして風呂場の浴室乾燥に切り替える。干すこと自体はベランダに干しても風呂場に干しても手間は変わらなのだけど、晴れてぬか喜びをした自分に腹が立ってチッとなった。自分でも自分の心理がよくわからない。

お昼前には本降りになり、また水槽の中の金魚のように

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