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夜を待つ。そのさまざまな理由

2021.7.30(金曜日) drinker

金曜日のゴミ出しは感慨深い。

金曜日はビン・カン・ペットボトルゴミの日。透明のゴミ袋に仕分けをしながら、1週間分の缶ビールの数の多さにびっくりする。そしてビンのゴミ袋にはワインボトルが数本。これだけの大量のアルコールが1週間のうちに私の体に中に入ったかと思うと空恐ろしい感じもする。『昨夜はワイン1本空けたんだったわ...』と他人事のように思い出して反省をしたりしているが、飲んでいる時はイケイケでまったくそんなことは考えもしない根っからの酒飲みである。私の酒好きは祖母から受け継いだとみられていて、祖母は晩酌を欠かさない人だった。地元(熊本県)の球磨焼酎のお湯割りを毎晩飲んでいた。つまみは決まって鯨の刺身とスイカの漬物。88才で亡くなったが、亡くなる前日まで焼酎と刺身と漬物で上機嫌だったと聞いている。本当に羨ましい限りだ。私もそんな風にして一生を終えたい。

午後は宅配便が3回も来て大忙しだった。その中のひとつはずっと定期的に送ってもらっている有機野菜のセットで、これが来るとキッチン中が野菜だらけになる。冷蔵庫の野菜室に仕舞いきれなくてどうしようと悩んでいるが、それもまた嬉しい悲鳴というやつで野菜に囲まれているととてつもなく幸せを感じる。土が付いている野菜などを見ると、遠くから旅して来たんだねぇとその野菜が育った土地を思ったりしている。目新しいのではモロヘイヤが入っていた。こういう癖のある野菜は大好物。半分はおひたしにして、半分は天ぷらにして食べよう。そうなると今夜は日本酒だな...などと考えている。

夜になるのが楽しみ。

ここ3日間くらいずっと「今日は夕立があるでしょう」と言われているが全然降らない。今日くらいザッとひと雨ほしいところ。掃き出し窓から見える街路樹がパサパサと乾燥して可哀想だ。




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