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35歳で新しい業界・職種に挑戦!「理想の自分」になるために大きな1歩を踏み出せた。

現在36歳のIさん。新卒から出版社に勤務し、新たなキャリアを求めて人事部に異動。そこでキャリアアップを目指していましたが、35歳を過ぎたころから、キャリアの限界を感じるように。人間関係にも悩み、「本当にこの仕事を続けていくのか。転職したほうがいいのではないだろうか。」と思い悩むように。そんなIさんのキャリアステージ体験談です。


経歴と当時抱えていた悩み

新卒で出版社に勤務し、最初は編集の仕事をしていました。周りには信頼できる上司や同僚もいて、仕事にはとても満足していました。6年くらい勤務したころ、チャンスがあり、会社の公募制度を活用して人事部に異動しました。新卒採用のポジションの公募があって、“新卒採用の仕事ってなんかかっこいいな、やってみたいな”、と思って挑戦することにしました。
公募に合格し、人事部に異動。ここで、キャリアアップをしていくと思っていたのですが、実際に仕事を始めてみると、得意な仕事と苦手な仕事と入り交じっていて…。全ての仕事を統括しながら自身がリーダーとなって引っ張っていくようなイメージが持てなくなってしまいました。
ちょうどその頃、部内の人間関係にも少し悩み始めたり、会社の業績もあまり良くなかったりといろいろなことが重なってしまい、今の会社で働き続けるモチベーションを失ってしまったのです。

人事部を経験したからこそ感じてしまう“誰にも相談できない”壁。

キャリアについて悩み始めたとき、「誰に相談するか」は非常に難しい問題でした。同じ会社の中で信頼できる先輩や上司の方はいたのですが、相談しても「今の仕事を続けること」を前提にアドバイスをされてしまうだろうな、と。自分が人事にいたこともあって、会社内で誰かに相談すると「会社の中でのキャリア」「会社に残ったうえでのアドバイス」しか得られないということを感じていました。会社の中に相談できる人はいないなと思っていたので、転職エージェントに行きました。ただ、転職エージェントからしてみると、もちろん「転職してほしい」ので、「転職ありきのアドバイス」になってしまう。私自身の、私が本当に幸せになるためのアドバイスは誰もしてくれない、そう思っていた時に、お世話になった先輩の紹介で「キャリアステージ」を知りました。

「それ、解決できないので置いときましょう」初セッションでコーチに言われた一言で“信頼”を構築した。

私を担当してくれた手塚コーチとの無料体験セッションはとてもよく覚えています。最初のセッションで、【キャリアの「モヤモヤ」を分析する】というワークをやったのですが、当時の部署で抱えてた「人間関係のモヤモヤ」について語りました。それを聞いたコーチが「それちょっと解決できないんで、いったん置いておきましょうか」と言われたのです。それは衝撃でした。

私は今まで「自分の課題を解決する方法」を探していました。人間関係に悩んでいるのであればそれをどうやったら改善できるかを探し、その答えをコーチが教えてくれると思っていました。でも違いました。コーチは、私が抱えている様々な悩みを分解して、「解決できるもの」「解決すべきもの」「解決できないもの」を仕分けして、できないことに思い悩み、時間と労力を使わないように示してくれたのです。その時「そうか、解決できないことってあるんだ。それよりも変えていける未来について考える時間を増やすべきなんだ。」と気づかされたのです。

その気づきは私のとって“衝撃”でした。凝り固まった自分の考えを変えられたような、新しい発見ができたような、そんな感覚を覚えてコーチに一気に“信頼”の気持ちが生まれました。結果、有料セッションも手塚コーチにお願いすることにしました。

選択肢3つのドア

コーチは“パーソナルトレーナー”。自分が大事にしていた「軸」に気づいてくれた。

セッションを進めていく中で、気持ちとしては「転職しよう」という方向に意志が固まってきました。そこで、どういった転職先がいいのか、3つの選択肢を考えて検討することになりました。A社、B社、C社と選択肢を出し、それぞれの会社に就職したときのことを想定して必要なスキルなどを洗い出したのですが、そのワークを行いながら、ふと手塚コーチから「この3つだったらIさんはきっとC社を選ぶんじゃないですかね」と言われました。これも実はちょっとびっくりした発言でした。

というのも実は、選択肢を見ながら、自分の中ではそのC社に「行ってみたいな」と思っていたのです。その理由は、C社での仕事が「かっこいいな」と思っていたから。「かっこいい」なんて、そんな理由で仕事を決めるのか、と第三者が聞いたら思うかもしれません。でも思い返すと、私は「働いていてかっこいい自分でありたい」という気持ちをずっと持っていて、それが自分の中でモチベーションになっていたんですよね。

だから私にとっては、「自分がかっこよくキラキラと働けるか」はとても大きなことなのです。コーチはそれを見抜いてくれていて。自分が忘れかけていた「いきいき働いていかっこいい自分」「挑戦してるかっこいい自分」それが私が大事にしたい“自分の軸”なんだ、と思い起こさせてくれたのです。そして、現在そのC社でコンサルタントとして働いています。

飛行機

プロの視点を活用して自分の方向性を整理。今はもう、次の展開を見据えてる

C社に転職して、約1年になろうとしています。今改めて思うのは、転職して本当によかった。あの時大きな決断をして、新しい1歩をチャレンジして本当によかった、という思いです。もちろん、10年勤めた会社を辞めて、新しい会社、新しい職種に挑戦したので、壁にぶち当たることもしばしばあります(笑)でも、そんな経験も、「失敗ではなく、自分が成長する糧なんだ」と感じられるようになりました。あの時、コーチと一緒に考え、外の世界に出る決断をし、この仕事を選んだからこそ積める経験値なんだと心から思います。この道には、到底一人ではたどり着けなかった。あの時キャリアコーチに出会えたことは本当に大きなことでした。

でも、実はこの会社でこのまま働き続けよう‥と思っているわけではないんです。すでにこの先の展開を考えて、今は勉強中…といった感じです。自分の中ではもう中長期で自分の戦略ができていて、そのためにどんな経験や学びが必要かというのが整理できているので、すごく今を充実して乗り越えられてます。これからもずっと「挑戦し続けるかっこいい自分」でいたいと思っています。

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