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私があなたたちの家

現在、土曜日の17時。
実家で1人、蝉の声を聞きながら、扇風機とエアコンの音もBGMに、ライターのお仕事をダラダラと進める。
母が出かける前に作ってくれた麦茶がおいしい。
父が残した洗っていないままのお皿がうざい。

すごく幸せ。心が凪いでいる感じが。
そう思って、記事を書く手を止めて、ここに自分の気持ちを噛み締める。

こんな家を作りたい。
子供がわがままになれる場所を作りたい。
まだ見ぬ子供、早く会いたいぞ。
子作りさえしていないのに、よく子どもに語りかけてしまう。
そして、少し涙がちょちょぎれる。笑
出会う瞬間を想像して。「出会えて嬉しい!」ってちょっと成長した子どもに言うのを想像して。

婚約者からは「本当変わってるね」と、若干引いたようなコメントをいただいております。

人からよく、変だねと言われる私でも、
実家に帰ってプラスサイズがプラスプラスサイズくらいになった私でも、
ホルモンが暴れて泣き喚く私でも、
面倒と思いながらも愛してくれる家族の皆様、婚約者、ありがとう。
こんな気持ちに、まだ見ぬ私の子どもにも、なってほしいな。
(まだ見ぬすぎる。お腹にもいねぇぞ)

こんな穏やかな日も好きだし
新しい何かに出会う刺激的な日も好き。

欲張って、今がどれだけ楽しいのかにフォーカスしてこれからも生きていく。
だって、3ヶ月先、自分がどこで何をしているのかもよくわからない。

「半年後、新潟あたりに住みに行くぞ!」と昨日言ってきた婚約者。
そして昨夜から車で12時間かけて今朝私の住むところまでやってきて、「3ヶ月くらいここにいるかな〜」と言っていた婚約者。
明日にはまたすぐ考えが変わっているんだろうね、君。
そこは信用していないよ。

ちなみに現在の二人の納税地は、群馬。
これから3ヶ月住むぞと彼が言っているのは、広島。

そんな彼と生きていきたいって、ただの先輩・後輩だった頃から決めていた私には、なんでも来い!です。
移動は好きだし、いいよ。
そのために、私今フリーランスなんですから。

自由が1番っていう価値観がとんでもなく合致しているから、一緒に生きていけているね。
何より、コミュニケーションだけは絶対に大事だっていうことが共通認識としてあることも、それを毎日大切に行動に移していることも、今の生活の基盤になっているね。
もちろん、踏んだり蹴ったりの日もありますが。

どこに行っても、私が、彼や、まだ見ぬ子どもにとっての、
家みたいな存在になれますように。

feel like homeとか、make yourself at home って、本当に素敵な表現だよね。
そうやって、家族でいろんな場所で生きていきたい。

そろそろ仕事に戻らなくちゃ。浸ったぜ〜、幸せに。

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