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雷神

この週末はしっかりと本を読みました。日中の暑さはまだまだ厳しいけれどこちらでは夜はぐっと涼しくなります。まさに秋の読書時間がやってきた感じです。

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今までも道尾秀介さんの作品をいくつか読ませていただいていますが、今回の作品は過疎地に残る因習、そして家族の過去、親子の深い繋がりなど、私にとても印象深いものでした。

直木賞作家として、数々エンターテーメント的な作品を書かれていますが、本作は書評などにも書かれているように、横溝正史的な古臭さを持った日本的なミステリー作品になっています。

好みは分かれると思いますが、400ページ弱の長さの作品を一気に読むことをお勧めします。

埼玉で小料理屋を営む藤原幸人のもとにかかってきた一本の脅迫電話。それが惨劇の始まりだった。昭和の終わり、藤原家に降りかかった「母の不審死」と「毒殺事件」。真相を解き明かすべく、幸人は姉の亜沙実らとともに、30年の時を経て、因習残る故郷へと潜入調査を試みる。 すべては、19歳の一人娘・夕見を守るために……。なぜ、母は死んだのか。父は本当に「罪」を犯したのか。村の伝統祭〈神鳴講〉が行われたあの日、事件の発端となった一筋の雷撃。後に世間を震撼させる一通の手紙。父が生涯隠し続けた一枚の写真。そして、現代で繰り広げられる新たな悲劇――。ささいな善意と隠された悪意。決して交わるはずのなかった運命が交錯するとき、怒涛のクライマックスが訪れる。(Amazon内容紹介)

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