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平和ボケの日本に襲いかかる悲劇

おはようございます。今朝も4時に起きました。
珈琲を淹れてホッと一息です。

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再び「高校事変」シリーズに戻って3巻を読み終えました。
今回は主人公が拉致され、監禁されそうになった場所はなんと東南アジアの無人島。そこで「教育」という名で、問題行動のある中高生を集め、脳波を調べ、兵士へと育てるというプロジェクトが行われているのです。

今までの学校、日本国内という狭い場所での戦いだった主人公ですが、今回は国外で集団の現役兵士に加え、監視カメラ等完全な監視下で、どうやって逃げ切れるのか、いくつもの危機にさらされながら、同じく集められてきた子どもたちと協力し脱出を試みる様子にハラハラしながら読みました。

今日本では青少年の問題行動として、いじめ、不登校、ネグレクト、虐待、DVという多くの問題を抱えています。

しかし先の大戦での敗戦以降平成そして令和の今、日本は武力を持たず、戦争を経験しない、ありがたくて、けれど平和ボケした国です。そんな中他の国を考えればIS等の脅威による多くの青少年が、兵士へと駆り出されている現実があるのも確かです。

まさに問題行動で未来に希望を持てずにいる若者が、武力へと向かわないという確証があるとは言い切れません。

作品はフィクションですが、多くの問題点を私たちに投げかけていました。

犯罪史に残る凶悪な半グレ連合リーダーを父に持つ優莉結衣を、全寮制の矯正施設・塚越学園のトップが訪ねてきた。結衣は転入を勧められるが、見学に出発した未明、突如として武装集団の襲撃に遭う。結衣の記憶はそこで途切れ、ふたたび目覚めたときには、熱帯林の奥地にある奇妙な“学校村落”に身を置いていた。同じく日本から来た少年少女ら700人が生活しながら通学する、要塞化された校舎の謎。シリーズ最高傑作(「BOOK」データベースより)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今週も後半に入りました。もうひと頑張りですね。

昨日のnoteは↓

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